Dubai Turf: Turf 1800m Group 1 出走馬紹介

Overview 北米ダートだと9F戦は多いし全く違和感のない距離だけど、芝だと1800mは中途半端なイメージがどうしても出てくる。どっちにしろチャンピオンの距離ではないというイメージではあるのだけど、まあ1600mか2000mかという分け方は芝の方がより強く意識…

Dubai Golden Shaheen: Dirt 1200m Group 1 出走馬紹介

Overview 北米ダートスプリントの上位が来たら無理ゲーになるレース。 Gunite: Gun Runner - Simple Surprise by Cowboy Cal アメリカ調教4歳馬。前走はRiyadh Dirt Sprintで2着。勝ったElite Powerとともに北米ダートスプリントの力を見せつけた。今回はEli…

Al Quoz Sprint: Turf 1200m Group 1 出走馬紹介

Overview 高松宮記念があるので日本からの遠征がないし、香港からも欧州からもオーストラリアからもトップは来ないということでG1級が不在。 Al Suhail: Dubawi - Shirocco Star by Shirocco UAE調教6歳馬。Godolphin所属でイギリスとUAEで出走。芝1400mがメ…

Dubai Gold Cup: Turf 3200m Group 2 出走馬紹介

Overview サウジアラビアもドバイもこういう芝長距離戦を用意してくれるのは良いことかな。G1にするのは難しいだろうけど、G1じゃなくてもいいと割り切ればいけそうなのよね。 Subjectivist: Teofilo - Reckoning by Danehill Dancer イギリス調教6歳馬。復…

Godolphin Mile: Dirt 1600m Group 2 出走馬紹介

Overview アメリカ馬がいなければ基本は地元馬といったレースで、シリーズ全体として以前は活発だった南アフリカからの遠征がなくなっている影響もあるか。 Bathrat Leon: Kizuna - Bathrat Amal by New Approach 日本調教5歳馬バスラットレオン。去年の勝ち…

UAE Derby: Dirt 1900m Group 2 出走馬紹介

Overview 日本の3歳ダート馬にとってはちょうどいいレースで、勝てばKentucky Derbyへの道も見えるといったところ。それは欧州馬にとっても同じだけど、まあダートというかオールウェザー含めても路線の規模とかレベルとか違いますし。 Road to the Kentucky…

Neom Turf Cup: Turf 2100m Group 3 出走馬紹介

他のレースには溢れるほど出走してくる日本馬がこのレースにはおらず、レースレベル的にもかなり厳しい状況で、まともなレベルの重賞クラスがほぼいない。 面白いのでStar Of Winsに注目するが、MostahdafやSir Buskerあたりが何とかするしかないのではない…

1351 Turf Sprint: Turf 1351m Group 3 出走馬紹介

日本馬とイギリス馬が4頭ずつとなっているが、ちょっとSonglineが抜けているように見える。逆転があるとしたらResistenciaの復活くらいか。 ■Bathrat Leon: Kizuna - Bathrat Amal by New Approach 5歳馬。去年はドバイ遠征のGodolphin Mileを勝ち、その後欧…

Red Sea Turf H: Turf 3000m Group 3 出走馬紹介

今年のレースは欧州勢優位で、長期のブランク明けからSubjectivistが復帰戦を飾るか、Sisfahanがステイヤー化するのかといったところが見どころ。 ■Subjectivist: Teofilo - Reckoning by Danehill Dancer 6歳馬。2021年のAscot Gold Cupを勝ったステイヤー…

Saudi Derby: Dirt 1600m Group 3 出走馬紹介

アメリカはKentucky Derbyに注力するので本当のトップ層は遠征する余力などない。だいたい、勝ち上がってすぐだったりとか明らかな調整目的だったりとか以外でSan Vicente Sなんて使ってくるやつは10Fの距離が持たないと判断しても問題ない様に思われる。 そ…

Riyadh Dirt Sprint: Dirt 1200m Group 3 出走馬紹介

ダートスプリントは北米でJackie's WarriorがついにBCタイトルに縁がないまま現役を去って一つの時代が終わった。新時代はJackie's Warriorに引導を渡した形となるElite Powerが作っていくことになりそうで、サウジ、ドバイと中心になる存在だろう。対抗する…

Saudi Cup: Dirt 1800m Group 1 出走馬紹介

枠順が決まってから書く時間が取れそうにないので、”LIKELY FIELDS”の状態ですが簡単に出走予定馬について書いておきます。みんなが知ってそうな馬は雑でいいかなということで手を抜いていますが、サウジカップからどうぞ。 Overview 今年のサウジカップは13…

History breaking foreigner will come on February S

フェブラリーSの特別登録が発表されましたが、事前登録のあったShirl's Speightは来日日程も発表されており、どうやら本気でフェブラリーSを走るようです。なので、軽くバックグラウンドの紹介をしましょう。以下の内容の一部はThoroughbred Daily NewsがFip…

North American Breeding Statistics 2021-2022

アメリカジョッキークラブ(The Jockey Club)が発表している生産統計(Breeding Statistics)から2021年種付け、2022年誕生のデータを引っ張りPedigreequeryで調べた血統情報を付記しました。 表を公開しておきますので、使って何かしたい方はどうぞ。 種付…

BC前なので怪文書

Juvenile 人気は西海岸でDel Mar FuturityとAmerican Pharoah SのG1を2戦とも圧勝したCave Rock。どちらも他馬を寄せ付けずにちぎる内容で、早逝した父Arrogateの最強の産駒となりそうな個体です。 SaratogaのHopeful SとKeenelandのBreeders' Futurityを勝…

2022年のSadler's Wells父系

今回はGalileo以外のSadler's Wells父系の現状です。まあ、こんなことをやっているから無駄に時間がかかるというものですが、すでにSadler's Wells産駒はノスタルジーの領域にあることを確認させられてしまいました。全ての内容に私の把握するところではとい…

2022年のFrankelとGalileo後継種牡馬

今年のG1馬を見ていて、Frankel産駒が去年をはるかに上回るペースで勝っていたのでちょっとまとめようと思ったら、余計なものがいっぱい付け加えられたといういつものパターンでまとまりのない記事です。 FrankelのG1馬 Frankel 2008(BMS: Danehill→Danzig→…

New Zealand Stallions 2021

ちょっと訳あってNew Zealand Thoroughbred Breeders’ AssociationのREGISTER OF THOROUGHBRED STALLIONSを眺めていたら、2021年のニュージーランド種牡馬一覧が出来上がったので余計な情報を付け加えて公開しておきます。もっともNew Zealand Thoroughbred …

GUN RUNNER

Gun Runner素晴らしいですねということですが、Gun Runner自身もさることながら、Three Chimneys FarmとWinchell Thoroughbredsが絶対に成功させるという意図をもって全力で支えた結果でしょうね。 関係があるかないかわからない話をだらだらと書いておきま…

Lane's End Stallion Roaster 2022

Accelerate 種付け頭数が減る、種付け料を下げるのサイクルが続いておりとてもまずい状況。セールでの結果はそこまでひどいものではないが、父Lookin At Luckyに訴求力がなく、本人もG1を勝ったのは5歳になってからという遅咲きのキャリアが足を引っ張ってい…

2021 Breeders' Cup Distaff contenders and two other champions

今年のBreeders’ Cup Distaffとそこに向かう北米牝馬路線は語られるべきと思いましたので、拙文を残しておくことにします。概ねBC Distaffの事前評価の順にして、最後に2020年の古馬と3歳のチャンピオンであったMonomoy GirlとSwiss Skydiverについても触れ…

2021 Breeders' Cup回顧

今更ですが、今年のブリーダーズカップの回顧。Twitterで適当に書いていましたが、ちゃんとしたものをこちらに残しておきます。 Juvenile Turf Sprint: Twilight Gleaming 父のNational DefenseはTwilight Gleamingが初年度世代となる新進種牡馬。現役時代は…

Lane's End Stallion Roaster 2021

2021年の種付け料はBC前に発表されています。 競馬界も周知のとおり、COVID-19の流行による社会情勢の変化の影響をまともに受けており、Lane's Endに限らず軒並み2021年の種付け料を減額しております。ここまでの状況は2008年末以来で、あの時のパニック的な…

2020年のGalileo後継種牡馬

Stallion RegisterとRacing PostのSire of StallionをGalileoで検索するだけの手抜き調査。 2020年に父GalileoとしてStallion Registerに登録されていた種牡馬の一覧となります。正直ウクライナまで出てくるとは思っていなかったので、難点はシャトルサイア…

2020 Lane's End Stallion Roaster

毎年のLane's End FarmのStallion Roasterです。 Stallion Sire 2020 Fee 2019 Fee 2018 Fee Dam Changes Mares Bred Foal/Bred Accelerate Lookin At Lucky 20000 20000 --- Issues Stay 167 --- Candy Ride Ride The Rails 100000 80000 80000 Candy Girl …

2018 Live Foals in North Americaのおまけのようなもの

よく分からないメモが残っていたので公開しておきます。作ったはいいが使い道に迷っている間に自分でもわからないものになっています。2017年の各種牡馬の所在と種付け料のデータがあるので、2018 Live Foalのデータと絡めて見ることはできるかもしれない。…

Breeding Statistics: 2018 Live Foals in North America

The Jockey Club(アメリカの方)が発表しているBreeding Statisticsのデータです。元データはjockeyclub.com*1のResources>Fact Book>Breeding Statistics*2に存在します。 普段はReport of Mares Bredの数字を見ているのですが、2017年はさぼっていたため…

Lane's End Stallion Roaster 2019

来年の分です。とりあえずいつも通りリストを。 StallionSire2019 Fee2018 Fee2017 Fee DamChangesMares BredFoal/Bred AccelerateLookin At Lucky20000------ IssuesNew------ Candy RideRide The Rails800008000060000 Candy GirlStay144130/160 City Of L…

Lane's End Stallion Roaster 2018

激しく出遅れて、今更な感じは否めませんが、無いままだとあとあと自分が悩まなければならないので簡潔に書くだけ書いておきます。 StallionSire2018 Fee2017 Fee2016 Fee DamChangesMares BredFoal/Bred Candy RideRide The Rails800006000060000 Candy Gir…

アイドルマスターミリオンライブTH@NK YOU for SMILE!!

ライブの後にはゲーム内のイベントが来る、ということは分かりきっていましたが、去年の後半からの一連の事情と4thライブのあの仕掛けの後だったので、琴葉のボーダーがどういう動きをするのか全く読めませんでした。 琴葉は3rdのイベントでも最終ボーダーは…