2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Saudi Cup: G1 Riyadh Dirt 1800m

Saudi CupとしてはBC Classicの1,2着馬、Pegasus World Cupの1,2着馬に加えて、去年のDubai World Cup勝ち馬と日本のダートチャンピオンまで出走してくるのだから大成功である。もう少し現役を続けざるを得ず今年になってサウジアラビアのファイサル殿下が…

Red Sea Turf H: G3 Riyadh Turf 3000m

ハンデ戦なので負担重量の順である。斤量は54~62kgの範囲で設定されるので、全体として負担重量は重めである。日本のハンデ設定より2kg重く、基本が60kgに来るようなイメージがある。 Giavellotto: Mastercraftsman - Gerika by Galileo アイルランド産馬、…

Neom Turf Cup: G2 Riyadh Turf 2100m

短距離がDark Angelの舞台なら、中距離以降はSadler's Wellsの支配下である。ちょっと笑ってしまうくらいに欧州系の出走馬の血統が変わる。 ここにLuxembourg出すのは反則よ。 斤量57kgの定量戦で、南半球産の3歳馬は53kg、牝馬には2kgのアローワンス。 Aloo…

1351 Turf Sprint: G2 Riyadh Turf 1351m

欧州は短距離、中距離、長距離の各戦線で乖離が激しく、殊に短距離はDark Angelの天下にMuhaararらが挑む別世界になりつつある。G1馬Art Powerが参戦するものの、現状の欧州短距離はあまり信用が置けない。アメリカからは今年もCasa Creedがスタンバイしてい…

Riyadh Dirt Sprint: G3 Riyadh Dirt 1200m

アメリカのダートスプリントはElite PowerとGuniteの時代が終わって、次の王者が現れるのを待っている状況。アメリカからサウジアラビア遠征に踏み切ったのがG3勝ちまでのBold JourneyとSkelly程度であれば、他にダートスプリントでまともな戦力を投入できる…

Saudi Derby: G3 Riyadh Dirt 1600m

地元の路線は12月のG3 Ministry Of National Guard Cupから1月末のSaudi Derby Qualifierとなるが、Saudi Derby Qualifierを勝ったAlwaqqadは出走してこない。どちらも2着のSaudi NeomとMinistry Of National Guard Cupを勝ったAjwadiが地元の上位となってい…

Al Mneefah Cup: PA-G1 Riyadh Turf 2100m

レース体系によるものか芝とダートの違いがよくわかるのでSaudi Cup前日の金曜開催のメインとなる純血アラブの芝G1も見ていきます。去年はG2でしたが、G1に昇格しました。 一言で言えば純血アラブで芝だとフランスがとても強い。各出走馬のキャリアについてJ…

Obaiya Arabian Classic: PA-G1 Riyadh Dirt 2000m

毎回Purebred Arabianの情報を集めるのは苦労する。血統は公式関係とAll Breed Pedigree Queryをメインとして確認するものの、不明なところは残る。サウジアラビア調教馬はJockey Club of Saudi Arabiaでデータを集めた。オマーン調教馬が出てきて面食らった…

H.H. The Amir Sword: G1 Doha Turf 2400m

こちらは純血アラブのG1。サラブレッド戦と同じで総賞金が250万ドルのレースである。三冠戦の最終レグに指定されている。カタールは芝がメインなのでアラブ馬もフランス産がほとんどとなっている。Al Shaqabがオーナーなんだからそりゃ来るよね、Al Ghadeer…

H.H. The Amir Trophy: G3 Doha Turf 2400m

国際格付けはG3ですが、カタールの国内格付けはG1となっている。中東の開催も国際格付けに移行するトレンドだなとは思うところ。 賞金の総額は250万アメリカドルで、出走メンバーの上位はG1級と言ってよいレベルだろう。日本から3頭が遠征して出走するほか、…