北米
今年の阪神ジュベナイルフィリーズにはレース史上で初めてとなる海外調教馬の出走が予定されています。アメリカのJoseph R. Lee厩舎に所属するMay Day Readyで前走のG1 Breeders' Cup Juvenile Fillies Turfで2着、これを含めたキャリア通算が4戦3勝と非常に…
National Treasureが脚に異常があり回避することになったため混戦模様。Muthが少し期待に応えられていない。 Saudi Crown: Always Dreaming - New Narration by Tapit アメリカ産馬、Brad Cox厩舎、Florent Geroux騎乗。 去年G1 Pennsylvania Derbyを勝って…
最近はGodolphinのDubawi産駒が三連覇中。今年はSpace Blues、Modern Games、Master Of The Seasに続く馬としてNotable Speechが送り込まれた。 Ramatuelle: Justify - Raven's Lady by Raven's Pass アメリカ産馬、Christopher Head厩舎、Aurelien Lemaitre…
今年のニューヨーク芝牝馬三冠はGodolphinがCinderella's DreamとBeautiful Loveで分け合った。Belmont OaksとSaratoga Oaksを取ったCinderella's Dreamが人気になっている。 一方古馬は2021年以来のFM Turf出走となったWar Like Goddessが人気。今でも12Fで…
調教国で見れば1993年のArcangues(フランス)と2008年のRaven's Pass(イギリス)、産国で見れば1991年のBlack Tie Affair(アイルランド)と2006年のInvasor(アルゼンチン)という限られた事例を除いて勝ち馬は調教国も産国もアメリカというのがBreeders' Cup Cla…
前走が一番良かったのはEmily Upjohnなのではないかという気にさえなってくるBC Turf。とはいえ2年前と同様Preis Von Europaから参戦してくるRebel's Romanceの安定感は素晴らしい。ここに北米の12FG1を連勝したFar Bridgeと去年の3着馬Shahryarも含めて12F…
欧州の5Fランナーが集まってきているが、最上位のBradsellを信用しきれず、アメリカ勢としてCogburnが一番人気を背負う。 Believing: Mehmas - Misfortune by Kodiac アイルランド産馬、George Boughey厩舎、Ryan Moore騎乗。 ここ3戦はBradsellに負け続けで…
3歳馬でKentucky Oaks後にスプリント路線に目先を変えてきたWays And Meansが人気。また7FはGun Runner産駒が得意とするところで、VahvaとSocietyが続く形。 Frost At Dawn: Frosted - Hawana by War Front アメリカ産馬、William Knight厩舎、Lanfranco Det…
Woodbineの芝G1 Summer SがQatar RacingとGodolphinの遠征馬にワンツーされ、そのままBC Juvenile Turfに転戦してきたということで人気を集め勝ち馬のNew Centuryがモーニングラインの一番人気、2着Al Qudraがそれに続く人気を集めるメンバーとなった。北米…
各地域のG1馬が集まった好メンバーの一戦。 East Avenue: Medaglia D'Oro - Dance Music by Ghostzapper アメリカ産馬、Brendan Walsh厩舎、Tyler Gaffalione騎乗。 2戦2勝。KeenelandのG1 Breeders' Futurityでは逃げて後続に5馬身差で圧勝した。 母Dance M…
欧州で無敗のG1 2勝馬なんか連れてきたらもう決まったようなものではないか。北米馬では東海岸からカナダの路線でG1 Natalma Sが荒れて勝ち馬And One More Timeが遠征してこなかったため、西海岸路線からのThought Processが頼りとなっている。またニューヨ…
G1を2勝しているImmersiveの評価が上がらないことから混戦模様。Del Mar Debutante勝ちのTenmaがいないのも大きいか。 Vodka With A Twist: Thousand Words - Bourbon And A Kiss by Sky Messa アメリカ産馬、Phillip D'Amato厩舎、Irad Ortiz Jr.騎乗。 5戦…
欧州からG1勝ちのあるWhistlejacketも来ているが、キャリアで無敗が魅力的なのかEcoro Siegがモーニングラインの一番人気となった。アメリカ馬ではIndian Summer Sを勝ったGovenor Samが最上位で芝スプリント4連勝中なのは無視できないが、これなら欧州から…
Belmontが使えないため今年はSaratogaで開催されることとなったが、距離が10Fで条件がTravers Sと丸被りしてしまった。Mid-Summer DerbyならぬEarly Summer Derbyといったところか。Kentucky Derbyから短期間に10F、9.5F、10Fと変わり映えしないレースが続い…
Kentucky Derbyからの臨戦は勝ち馬Mystik Dan、4着Catching Freedom、17着Just Steelの3頭のみ。エントリーが9頭なので1/3なのをどう判断するかはそれぞれだろうが、三冠路線とは言ってもKentucky Derbyの価値が他の2戦と隔絶しており、Kentucky Derbyが終わ…
牡馬戦に比べると注目度ははるかに低いが、Kentucky Oaksにも出走枠を争うポイントレースが設定されている。例によってSanta Anitaを荒らしたBob Baffert厩舎所属馬を除き、100ptレースの勝ち馬が揃って出走してくる。 モーニングラインの人気では上位5頭が…
150回目のRun for the ROSES、主催者によれば”the World's Most Storied Horse Race"。 先週末に主要な前哨戦の結果が揃った。今年はRoad to the Kentucky Derbyのポイント上位で離脱したのがTimberlakeだけで、去年に続いてボーダーのポイントが爆上がりし…
2022年に産駒デビューを迎えたJustifyでしたが、初年度の産駒実績は欧州でのものを含めて重賞勝ち4頭を出すものの、G1勝ちはなく、アメリカのFirst Crop LeadingではBolt D'Oro、Good Magicに次ぐ3位に終わりました。産駒獲得賞金は約250万ドルで、リーディ…
7FならGuniteにロマンを乗せても良いのだが、6FではElite Powerをどうにかできる気がしない。 Nakatomi: Firing Line - Appleicious by Flatter アメリカ産馬。Wesley Ward厩舎。 4歳馬。重賞勝ちはなく、前走はG2 Phoenix Sで2着。 Dr. Schivel: Violence -…
日本からスプリンターズS、BC Turf Sprint、Hong Kong Sprintというルートは面白そうではある。 Big Invasion: Declaration Of War - Curls In Place by Curlin アメリカ産馬。Christophe Clement厩舎。 北米芝のスプリンターで前走はカナダのG2 Nearctic S…
枠順が出る前からGeaux Rocket RideとMageが消え、枠順が発表された後にArcangeloがスクラッチとレース前から3歳馬が悲惨な状態にある。Preakness S馬National Treasureは健在だがDirt Mileに行ってしまった。そもそもForteはエントリーまでたどり着かずに引…
完全に欧州馬優勢のレースになっており、過去10年で北米産馬で勝ったのはMain SequenceとBricks And Mortarのみ。Main SequenceはFlaxman Holdingsのオーナーブリードでイギリスデビューからの移籍馬であったため、純粋な北米馬はBricks And Mortarのみとも…
北米競馬のメインストリームは壊滅的な状態だが、牝馬戦は古馬が踏みとどまってくれているのでまだまし。2021年のような充実度は望めないにしても、あれから戦い続けているClairiereは偉大。 Hoosier Philly: Into Mischief - Tapella by Tapit アメリカ産馬…
今年のBCは芝に好レースが多い印象で、中でもこのBC Mileがそのハイライトとなるのではないだろうか。 注目はやはりSonglineで安田記念を連覇している日本の現役最強マイラーが参戦する。対して欧州からは1000 Guineas馬MawjとArc Weekendで名乗りを上げたKe…
Ballerina HでGoodnight Oliveを寄せ付けなかったEcho Zuluは骨折が判明し、結果的にGoodnight Oliveの一強となった。 Goodnight Olive: Ghostzapper - Salty Strike by Smart Strike アメリカ産馬。Chad Brown厩舎。 去年の勝ち馬で、今年もG1 Madison S、G…
Inspiralがこちらを選んだので距離をこなせばInspiralでなんでもないレースになるのだろう。 とはいえタレント豊富なメンバーで、他にも注目点は多い。 北米芝で強いChad Brown厩舎はPeter BrantのIn ItalianとKlaravichのMcKulickという二枚を投入してきた…
有力視されていたPractical Moveが急死、ドバイでの実績馬Algiersがスクラッチとここも散々である。 中心となっているのは北米ダートマイルの王者として一年間君臨し、連覇を狙うCody's Wish。今年のBCシリーズ全体を見ても随一の安定感だろう。 Algiers: Sh…
O'Brienが送り込んできた欧州G1の実績馬UnquestionableとRiver Tiberのどっちかでよさそう。 Air Recruit: Air Force Blue - Werewolf by Arch アメリカ産馬。Arnaud Delacour厩舎。 LaurelのListed Laurel Futurity勝ち。 River Tiber: Wootton Bassett - T…
今年は牡馬も牝馬もG1勝ちがばらけているのだけど、レースを使う数が減っているのが主な原因かな。Del Marで勝ったらSanta Anitaをスキップとかそんな風に。 The Wine Steward: Vino Rosso - Call To Service by To Honor And Serve アメリカ産馬。Michael M…
欧州G1路線で善戦してきたPotra FortunaとカナダでG1を勝ったShe Feels Prettyが中心と思ってよいのだろう。Les Pavotsが面白そうではある。 Buttercream Babe: Twirling Candy - Runway Ready by Mr. Greeley アメリカ産馬。Michael Maker厩舎。 芝で3戦2勝…