2023-01-01から1年間の記事一覧
香港のこの路線にはRussian Emperorがおり、今年もシーズン終わりのChampions And Chater Cupを勝っていたのだが、今シーズンは1600mのSha Tin Trophyを最下位の10着、2000mのJockey Club Cupをブービーの8着と距離のことがあるにしてもさっぱりな内容でVase…
Lucky Sweynesseというエースを出さずにドバイのAl Quoz SprintはSight Successが4着、Duke Waiが5着という結果を出すあたり香港のスプリント路線は魔境である。 Lucky Sweynesse: Sweynesse - Madonna Mia by Red Clubs ニュージーランド産馬、5歳、レーテ…
去年と同じくGolden SixtyとCalifornia Spangleの勝負となるだろうが、Golden Sixtyが4月以来のレース、California Spangleは今季があまり良くなさそうである。日本からは前走マイルチャンピオンシップの1着Namur、2着Soul Rushに加えてマイルG1の実績馬Seri…
香港期待のRomantic Warriorはオーストラリア遠征を敢行し、Cox Plate勝ちという大きな成果を手に入れた。香港調教馬が域外の中距離G1を勝つのはVengeance Of RainのDubai Sheema Classic以来であろうか。 本戦の中心はやはりこのRomantic Warriorなのだが、…
フランス産馬とアイルランド産馬がそれぞれ8頭で最多の出走頭数である。アイルランド産馬ではClevelandが取り消しており出走が8頭である。後はオーストラリア産が2頭、イギリス産が2頭、ニュージーランド産は2頭で、日本産が1頭との23頭の出走である。斤量が…
7FならGuniteにロマンを乗せても良いのだが、6FではElite Powerをどうにかできる気がしない。 Nakatomi: Firing Line - Appleicious by Flatter アメリカ産馬。Wesley Ward厩舎。 4歳馬。重賞勝ちはなく、前走はG2 Phoenix Sで2着。 Dr. Schivel: Violence -…
日本からスプリンターズS、BC Turf Sprint、Hong Kong Sprintというルートは面白そうではある。 Big Invasion: Declaration Of War - Curls In Place by Curlin アメリカ産馬。Christophe Clement厩舎。 北米芝のスプリンターで前走はカナダのG2 Nearctic S…
枠順が出る前からGeaux Rocket RideとMageが消え、枠順が発表された後にArcangeloがスクラッチとレース前から3歳馬が悲惨な状態にある。Preakness S馬National Treasureは健在だがDirt Mileに行ってしまった。そもそもForteはエントリーまでたどり着かずに引…
完全に欧州馬優勢のレースになっており、過去10年で北米産馬で勝ったのはMain SequenceとBricks And Mortarのみ。Main SequenceはFlaxman Holdingsのオーナーブリードでイギリスデビューからの移籍馬であったため、純粋な北米馬はBricks And Mortarのみとも…
北米競馬のメインストリームは壊滅的な状態だが、牝馬戦は古馬が踏みとどまってくれているのでまだまし。2021年のような充実度は望めないにしても、あれから戦い続けているClairiereは偉大。 Hoosier Philly: Into Mischief - Tapella by Tapit アメリカ産馬…
今年のBCは芝に好レースが多い印象で、中でもこのBC Mileがそのハイライトとなるのではないだろうか。 注目はやはりSonglineで安田記念を連覇している日本の現役最強マイラーが参戦する。対して欧州からは1000 Guineas馬MawjとArc Weekendで名乗りを上げたKe…
Ballerina HでGoodnight Oliveを寄せ付けなかったEcho Zuluは骨折が判明し、結果的にGoodnight Oliveの一強となった。 Goodnight Olive: Ghostzapper - Salty Strike by Smart Strike アメリカ産馬。Chad Brown厩舎。 去年の勝ち馬で、今年もG1 Madison S、G…
Inspiralがこちらを選んだので距離をこなせばInspiralでなんでもないレースになるのだろう。 とはいえタレント豊富なメンバーで、他にも注目点は多い。 北米芝で強いChad Brown厩舎はPeter BrantのIn ItalianとKlaravichのMcKulickという二枚を投入してきた…
有力視されていたPractical Moveが急死、ドバイでの実績馬Algiersがスクラッチとここも散々である。 中心となっているのは北米ダートマイルの王者として一年間君臨し、連覇を狙うCody's Wish。今年のBCシリーズ全体を見ても随一の安定感だろう。 Algiers: Sh…
O'Brienが送り込んできた欧州G1の実績馬UnquestionableとRiver Tiberのどっちかでよさそう。 Air Recruit: Air Force Blue - Werewolf by Arch アメリカ産馬。Arnaud Delacour厩舎。 LaurelのListed Laurel Futurity勝ち。 River Tiber: Wootton Bassett - T…
今年は牡馬も牝馬もG1勝ちがばらけているのだけど、レースを使う数が減っているのが主な原因かな。Del Marで勝ったらSanta Anitaをスキップとかそんな風に。 The Wine Steward: Vino Rosso - Call To Service by To Honor And Serve アメリカ産馬。Michael M…
欧州G1路線で善戦してきたPotra FortunaとカナダでG1を勝ったShe Feels Prettyが中心と思ってよいのだろう。Les Pavotsが面白そうではある。 Buttercream Babe: Twirling Candy - Runway Ready by Mr. Greeley アメリカ産馬。Michael Maker厩舎。 芝で3戦2勝…
2戦無敗のG1馬、東のJust F Y Iと中央のCandied、西のTamaraの決戦になりますかどうか。勝ちっぷりとその血統からも人気はTamaraに集中している。 Candied: Candy Ride - Toni Tools by Roaring Fever アメリカ産馬。Pletcher厩舎。 2戦2勝。G1 Alcibiades S…
これといった軸がなく混戦と思う。欧州の重賞実績馬で良いと思うけど。 Crimson Advocate: Nyquist - Citizen Advocate by Proud Citizen アメリカ産の牝馬。George Weaver厩舎。 Royal AscotのG2 Queen Mary S勝ち。 No Nay Mets: No Nay Never - Etoile by…
France Galopの出馬表に加えてERA、QREC、JCSAで情報を拾ってみた。ポーランドは無理かと思ったが、Polish Racehorses Databaseというサイトがあり事なきを得た。一方オランダとベルギーは無理であった。Dutch Arabian Racing CommitteeやBelgian Arabian Ho…
牝馬限定戦。3歳馬多め。古馬はAl Husnくらいしか目立った実績はないが、3歳馬はBlue Rose CenとMuskokaに加えてLumiere Rock、Jannah Roseがいてそこそこ。 Darkaniya: Frankel - Daryakana by Selkirk 3歳デビューで本格的に使われたのは4歳になった今年に…
凱旋門賞ですの。 公式のレートではHukum58.0、Westover57.5の古馬2強に3歳のAce Impact55.5が続いているといった風で、そのあとまた古馬のBay Bridge55.0となる。3歳の層がやや薄く見えるが、これはEpsomとCurraghのDerbyを勝っておきながら10Fに向かったAu…
真夏の決戦 Mid-Summer Derbyと呼ばれることもあるTravers Sだが、今年はその二つ名にふさわしい出走メンバーとなった。今年の三冠戦のそれぞれの勝ち馬に加えて、ForteとTapit Triceも出てくるし、未知の魅力を持つ上り馬Scotlandも参戦する。 ノミネーショ…
Returning of the IRON HORSE エントリーが4頭まで減ってしまったが、やべーの出てくるから書いとくかくらいの感じで。ま、4頭分なら直前でもなんとかなるか。 Desert Crownが調教中に負傷して回避となったためPaddingtonがどんな勝ち方をするのかということ…
Auguste RodinがここもクリアするといよいよGalileo級と言って煽れるのではなかろうか。O'Brienが何頭下げるか分からんなと思いつつ、登録15頭の段階で書いた内容なので、Desert CrownとSimca Milleがいなくなってショック。書いたものは供養のために残して…
Overview 2022/23シーズンのオーストラリア競馬では74戦のG1が開催された。その勝ち馬の内訳はオーストラリア産馬が44勝、ニュージーランド産馬が21勝、イギリス産馬、アイルランド産馬とフランス産馬がそれぞれ3勝ずつであった。オーストラリアとニュージー…
7月の第一土曜は南アフリカ競馬最大の祭典Durban July開催。ハンデ戦であることと距離が2200mであることが特徴で、荒れた結果になりやすい。ハンデキャップはトップハンデを60.0kgとしてメリットレート(MR)をベースに振られているといったところ。 さて、…
エントラントは少数精鋭で香港3騎、日本3騎、英国1騎の7頭立て。 地元のエースRomantic Warriorに対し、遠征勢でオーストラリアで開花したDubai Honour、2歳以来のG1タイトルが欲しいDanon The Kidと底を見せていないPrognosisの勝負ではあるだろう。 Sha Ti…
Golden Sixty vs California Spangleというレースだが、Voyage Bubbleが勝負に絡めるレベルだと面白い。遠征馬はAegonの1頭のみとなっている。 Golden Sixty: Medaglia D'Oro - Gaudeamus by Distorted Humor 金鎗六十 28戦24勝。香港のマイル王者。昨シーズ…
レベルの高い香港のスプリント路線は健在で、今はLucky Swaynesseがその頂点に立っている。遠征馬はイギリスのFlaming Ribと日本のAguriの2頭。Flaming Ribは中東遠征からの転戦となっている。決してトップとは言えないSight SuccessとDuke WaiがAl Quoz Spr…