BC Distaff: Santa Anita Grade 1 Dirt 9F

北米競馬のメインストリームは壊滅的な状態だが、牝馬戦は古馬が踏みとどまってくれているのでまだまし。2021年のような充実度は望めないにしても、あれから戦い続けているClairiereは偉大。

Hoosier Philly: Into Mischief - Tapella by Tapit

アメリカ産馬。Thomas Amoss厩舎。

3歳馬。G2 Black-Eyed Susan Sでの2着が目立つ程度。

A Mo Reay: Uncle Mo - Margaret Reay by Pioneerof The Nile

アメリカ産馬。Brad Cox厩舎。

G1 Beholder Mile Sの勝ち馬で、前走はG2 Beldame Sで2着。

Pretty Mischievous: Into Mischief - Pretty City Dancer by Tapit

アメリカ産馬。Brendan Walsh厩舎。

3歳のトップ。G1 Kentucky Oaks、G1 Acorn S、G1 Test Sと3連勝したが、前走のG1 Cotillion SはCeiling Crusherをとらえられずに2着。僅差勝ちばかりでいまいち評価が上がっていない中でCotillion Sを負けてしまい3歳牝馬のレベルが疑問視されている。

Idiomatic: Curlin - Lockdown by First Defence

アメリカ産馬。Brad Cox厩舎。

今年から重賞戦線に乗り込んできた4歳馬。現在4連勝中で、G1 Personal Ensign S、G1 Spinster Sを勝った。Nestを立て続けに下して現路線のトップに立っている。

Monroe分岐のBest In Show牝系に父Curlinで信用して良いだろう。

Adare Manor: Uncle Mo - Brooklynsway by Giant Gizmo

アメリカ産馬。Baffert厩舎。

5連勝中の4歳馬。西海岸のトップでG1 Clement L. Hirsch S、G2 Zenyatta Sを勝っている。Desert Dawnなどとの勝負付けは済んでいるが、今年は東の馬の方が強い。

Search Results: Flatter - Co Cola by Candy Ride

アメリカ産馬。Chad Brown厩舎。

皆様お分かりでしょうか。これがKlaravichっぽい命名の一類型です。

3歳から活躍し、3連勝で挑んだG1 Kentucky Oaksで2着、その後G1 Acorn Sを勝って君臨するかと思われたが、その後はG1を勝てないまま牝馬路線の上位馬で定着して5歳になってしまった。今年はG1 La Troienne Sを3着、Ogden Phipps Sを2着と相変わらず上位にいることは変わらない。

大きく負けたのが去年のBC Distaffだが、その時の上位馬がかなり抜けて結局今年もそれなりの人気で本番となりそうである。

Wet Paint: Blame - Sky Painter by Street Cry

アメリカ産馬。Brad Cox厩舎。

G1 CCA Oaksを勝った3歳馬。その後のAlabama SではRandomizedに負けて2着。

Randomized: Nyquist - French Passport by Elusive Quality

アメリカ産馬。Chad Brown厩舎。

Chad Brownでこういう馬名だとKlaravichの持ち馬です。知っていると通ぶれるので憶えておきましょう。

G1 Alabama S、G2 Beldame Sを連勝して挑んできた。Beldame SではA Mo Reayを下している。

Clairiere: Curlin - Cavorting by Bernardini

アメリカ産馬。Steven Asmussen厩舎。

2年前の4着馬。牝馬路線の上位で安定しており、去年のBC Distaffは3着だった。今年もG1 Apple Blossom HとG1 Ogden Phipps Sを勝ったものの、前走のPersonal Ensign Sでは後方待機から全く伸びず5着だった。

Desert Dawn: Cupid - Ashley's Glory by Honour And Glory

アメリカ産馬。Philip D'Amato厩舎。

アリゾナ産の4歳馬で16戦2勝。G2 Santa Anita Oaks勝ちでG1 Kentucky Oaksは3着だった。今年は勝ちがないもののG1 Clement L Hirsch Sで2着、前走はG2 Zenyatta Sでも2着。

産地こそアリゾナ州だが、ケンタッキーに送って種付けされており、血統面はケンタッキー産と遜色ない。

Le Da Vida: Gemologist - Viene Cantando by Gstaad

チリ産馬。Ignacio Correas厩舎。

去年の後半にチリから移籍し、今年になって北米の重賞に出てくるようになった。チリ時代も含めて重賞勝ちはなく、前走のG1 Spinster Sで2着などがあるのみ。