Lane's End Stallion Roaster 2019

来年の分です。とりあえずいつも通りリストを。

StallionSire2019 Fee2018 Fee2017 Fee
DamChangesMares BredFoal/Bred
AccelerateLookin At Lucky20000------
IssuesNew------
Candy RideRide The Rails800008000060000
Candy GirlStay144130/160
City Of LightQuality Road35000------
Paris NotionNew------
ConnectCurlin2000020000---
Bullville BelleStay163---
Honor CodeA.P. Indy400004000040000
Serena's CatStay154107/153
LangfuhrDanzigPensioned50005000
Sweet Briar Too---1613/24
Lemon Drop KidKingmambo250002500040000
Charming LassieStay7750/66
Liam's MapUnbridled's Song200002500025000
Miss Marcy Sue-20%114123/158
MineshaftA.P. Indy200002500025000
Prospectors Delite-20%103110/147
Morning LineTiznow5000750010000
Indian Snow-33%5436/45
Mr SpeakerPulpit100001000010000
SaluteStay860
Noble MissionGalileo150002000025000
Kind-25%9980/110
Quality RoadElusive Quality1500007000035000
Kobla114%154116/152
The FactorWar Front15000To Japan, JBBA25000
Greycousness---one-year lease73/105
TonalistTapit150002000030000
Settling Mist-25%12486/115
Twirling CandyCandy Ride250002500020000
House Of DanzigStay141120/152
UnifiedCandy Ride1000010000---
Union CityStay152---
Union RagsDixie Union600006000050000
TempoStay157135/160
West CoastFlatter35000------
CaressingNew------
Langfuhrが引退し、最高齢はLemon Drop Kid、前世紀生まれは他にMineshaftとCandy Rideの3頭だけになってしまいました。
West Coastを引っ張ってくるあたりA.P. Indyの直系へのこだわりはまだありそう。一方Kingmamboの直系は近い将来でLemon Drop Kidが引退したらそれまででしょう。まあ、Lemon Drop Kidが引退したらLassie Dear牝系の凋落の方を強く思うだろうけど。Missy BabaからならTonalistがいるけど、あれはLane's Endの牝系ではないからね。
さて、新種牡馬とあと少しだけ。

Accelerate

2019年から種牡馬入り。父はLookin At Lucky、母の父はAwesome Again、Smartaireの牝系出身で近親にWagon Limitが出ています。
デビューが遅く、3歳になってからのDel Marが初勝利。5歳になった今年本格化してG1の5勝を含む7戦6勝で、Breeders' Cup Classic勝ちを最後に引退しました。Santa Anita H、Gold Cup at Santa Anita、Pacific Classicと西海岸の古馬G1をスイープし、Awesome Again SをプレップにBCに向かった典型的な西海岸馬でした。今年唯一負けたのはOaklawn HでCity Of Lightの2着ですが、3ポンド重く背負っていますし、後続は突き放しています。
3歳でBC Dirt Mileに出走して3着に入っている実績はあるものの、今年になって突然勝ち始めたという印象があります。

Candy Ride

リーディングではGun Runnerの寄与が大きく、今年も2位を確保しようかというところ。Gun Runner分が無くてもトップ10には入るのでトップサイアーの一角を維持しています。
今年は2歳のGame WinnerがBC Juvenileを勝ちました。

City Of Light

2019年から種牡馬入りとなるQuality Roadの後継種牡馬です。
通算10戦5勝でG1を3勝しています。今年BC Dirt Mileを勝った他、Oaklawn HではAccelerateを下し、それなりに距離は持つようですが、基本的には短距離寄りでした。
Accelerateより高い種付け料なのは父がQuality Roadというところが大きいように思う。

Quality Road

一気に倍以上に上がって15万ドル。
北米の高額種付け料は25万ドルのWar Front、22.5万ドルのTapit、20万ドルのMedaglia D'Oro、17.5万ドルのCurlinで、15万ドルでInto Mischief、Justify、Quality Roadが並び、12.5万ドルのUncle Mo、11万ドルのPioneerof The Nileの9頭が10万ドルを超えている状況です。
今年は産駒から5頭がG1を勝ってリーディングは7位につけています。賞金の大きなところがCity Of LightのBC Dirt Mileくらいしかないのと絶対的な出走頭数が少ないのがリーディングではつらいところ。もっとも近年のLane's Endは種付け160頭前後でリミットがありそうな数字で、産駒数が効くランキングになると少々弱いのは仕方ないでしょう。

The Factor

1年間のJBBAへのリースから戻りましたが、種付け料は15000ドルと発表され、2017年から10000ドルの減額となっています。これは種牡馬入り当初の種付け料に戻してしまった形になりますが、種付け頭数の変遷を考えると今年残っていたらまず下げられていましたし、2019年のLane's Endはこのあたりのラインの種付け料を軒並み下げていて、Noble Missionと同じ動向と考えると妥当なところなのでしょう。産駒数に物を言わせてサードクロップリーディングを取りそうですが、G1を勝たせているわけでもなく、ポイントにはなってなさそうです。

Union Rags

今年は産駒がさっぱりながら、種付け料は維持されました。重賞を勝ったのが4歳になった初年度産駒だけで、3歳と2歳がここまでのところ大失敗の惨状を呈しています。来年の種付け頭数に注目しておきたいところ。

West Coast

2019年から種牡馬入りします。9-f Astrologyの傍流でダノンレジェンドの叔父。
3歳ではTravers S、Pennsylvania Derbyを勝ってBC Classicでは3着と実績を積みました。古馬になった今年は北米の古馬戦線をけん引するかと思われましたが、4戦して未勝利に終わっています。Pegasus World CupDubai World Cupをいずれも2着で賞金をガン積みしたのが何とも言えません。ドバイのあと復帰が遅れ、Awesome Again Sで2着からBC Classicを7着と期待はずれという他ない結果でした。それでも種付け料35000ドルで種牡馬になるのですから、3歳の戦績は重要よねと思わせられます。