日本馬とイギリス馬が4頭ずつとなっているが、ちょっとSonglineが抜けているように見える。逆転があるとしたらResistenciaの復活くらいか。
■Bathrat Leon: Kizuna - Bathrat Amal by New Approach
5歳馬。去年はドバイ遠征のGodolphin Mileを勝ち、その後欧州遠征もしたがこちらは残念だった。
最近はダートでの好走が目立つが、もとはG2のニュージーランドトロフィーを勝つなど芝でも活躍しており、馬場は問題ないだろう。
■Casa Creed: Jimmy Creed - Achalaya by Bellamy Road
7歳馬。北米芝スプリントの古豪であり、去年も1351 Turf SprintからドバイのAl Quoz Sprintに遠征し、2着、5着とそこそこの結果を出している。北米に戻ってからはJaipur SとFourstardave HとG1を連勝したが、BC Turf Sprintは末脚が不発で9着に終わった。
安定感があるとは言えないし、勝つまで見るのは厳しいように思う。
■Garrus: Acclamation - Queen Of Power by Medicean
7歳馬。欧州のスプリンターで、イギリス調教だが夏のフランスに良績があってDeauvilleでG3勝ちとMaurice De Gheestでの3着がキャリアのハイライト。本領は6Fよりでここはやや長めだろう。
■Happy Romance: Dandy Man - Rugged Up by Marju
5歳牝馬。こちらも欧州のスプリンターで、イギリスの重賞級である。去年もサウジからドバイに遠征しており、1351 Turf Sprintが3着、Al Quoz Sprintが2着である。こちらも距離は6Fの方が良く、去年の遠征結果もそういう結果である。
■Lauda Sion: Real Impact - Antiphona by Songandaprayer
6歳馬。去年はサウジからドバイへの遠征で1351 Turf SprintからAl Quoz Sprintとなったが、1200mはこの馬には短く、今年はGodolphin Mileに登録しているようである。そっちはダートでどうかという問題があるので、勝負をかけるとしたらこの1351 Turf Sprintだろう。
■Lusail: Mehmas - Diaminda by Diamond Green
4歳馬。Al Shaqabの持ち馬で2歳でG2を2勝した。3歳の去年はSt. James’s Palace SでCoroebusにファイトバックして迫った2着が目立った実績である。
■Pogo: Zebedee - Cute by Diktat
7歳馬。7F戦を得意とするスプリンター。父ZebedeeはInvincible Spirit産駒の早熟のスプリンターだった。
■Raaed: Dark Angel - Ambassadrice by Oasis Dream
6歳馬。サウジアラビア所属。Turf Sprint Qualifierを勝って参戦する。
Wildensteinがフランスで育てた牝系で近親にはAquarellisteやArtist Royaleが出ている本格派の血統だったが、Oasis DreamはともかくDark Angelまで行くと軽く、スプリント向きにはなっていそう。
■Resistencia: Daiwa Major - Malacostumbrada by Lizard Island
6歳牝馬。一昨年の安定感が嘘のように去年は良くなかったが、引退レースとなるここでもう一花咲かせて欲しい。
■Rozgar: Exceed And Excel - Roshanara by Sea The Stars
4歳馬。Aga Khan所有で去年はJean Pratに出走して6着で、重賞での実績はない。