3/31 Turffontein Classic Day

今年もドバイの裏開催になったSA Classic開催。ドバイのメインがナイトレースになるので、時間的にも丁度重なり気味でどうしようもないですね。また、オーストラリアでもイースターとの兼ね合いがありますが、だいたい何かしらのG1開催が被ってくるので、南アフリカは後回しになりがちです。
ま、今年はちょっとアルコールを入れたらドバイすら追いかけずに寝てました。論外ですね、自分。
今年のClassic Dayは馬場状態がVery Softで開催されました。Pierre Jourdanの年は延期が多発していましたし、南アフリカのこの時期は雨が多いのかな。Clairwoodでも延期が出てましたし。

SA Classic - Slumdogmillionaire

メインレース。芝1800m。Turffontein三冠の2戦目で、3歳限定戦としては南アフリカ最高額となる賞金200万ランドのレースです。
三冠初戦となるGauteng Guineasを勝ったのはGolden Chateauでしたが、血統が一流とは言い難い早熟系のオーストラリア産馬で、Guineasがロングショットということからも評価は上がりませんでした。このためKenilworthで古馬相手にQueen's Plateを勝ち、J&B Metでも3着に入ったGimmethegreenlightに人気が集中していました。
勝ったのは2番手評価を受けていたSlumdogmillionare。Turffonteinでキャリア3戦、デビューから2連勝の後にGauteng Guineasで3着と実績を挙げていました。中距離向きという評価を受け、2戦目にしてTurffonteinの1800mを経験していたこともあって高い評価を受けていました。
僅差の2着もTurffonteinの1800mで勝った経験のあるPomodoroが入り、距離が保たない馬には厳しいレースとなったようです。

SA Fillies Classic - Bambina Stripes

牝馬戦。
人気はControl FreakとIlha Belaが分け合いましたが、Control Freakは吹っ飛び、Ilha Belaも勝ちきれず3着に終わりました。
Control Freak南アフリカの牝系で自身も南アフリカの産まれですが、ジンバブエでデビューして6連勝し、ジンバブエ年度代表馬になっています。圧勝とレコード連発でBorrowdaleではレベルの違いを見せつけていたため、南アフリカに戻され、前走のGauteng Fillies Guineasが南アフリカでのデビューとなりました。そこで人気を集めるも4着でしたから、一発で見切っておけという話になるのかなとも。今のジンバブエ競馬のレベルはそんなものでしょう。
Ilha BelaはIlha Da Vitoriaの娘で、前走がGauteng Fillies Guineasを2着と真っ当に実績を積んできました。Ilha Da Vitoriaは南アフリカ競馬を追いかけ始めた当初に活躍していた牝馬なので感慨深いものがあります。Summer CupやらHorsechestnut Sを勝つ強い牝馬でしたし。
で、こちらは4/10の開催。

Empress Club S - Europa Point

牝馬限定の1600m戦。
連覇を狙ったDancewiththedevilは4着。10日前に牡馬を軽く捻ったと思ったらこんなところで負けるのがDancewiththedevilの悪い癖。勝つ時は強いのだけど、負ける時はこんなくらいに脆い馬です。Turffonteinのマイルで負けてたら言い訳できないのだけどね。
勝ったEuropa Pointはアイルランド産馬で父Rock of Gibraltar、母の父Woodmanという本格派。5連勝で一気にG1タイトルまで上り詰めました。去年のDancewiththedevilもあっという間に頂点に立ったので、Europa Pointのこの先にも期待したいところです。
2着には3歳馬Hidden Beautyが入っています。マイルくらいが限界かな。良くやっている方だと思います。
3着にはHappy Archer。