G Fantasy 10月号

銀のクルースニク岩佐あきらこ

シリアスブレイカー・ミレナ。まさかアレが伏線回収されてしまうとは。イワサー恐るべしといったところで。チェルノボーグはそんな動機しかないのによくも、第六天国という組織を創り上げて、そこまで持っていったなとある意味感心する。タカミヤやヨシュアのように全く表面的な題目しか知らなかったり、アナスタシアのように力にだけ従っていた人もいたわけですが。というかほとんどが本当の目的を知らなかったような。そういう意味ではツァイすらも微妙。クラウディオは最後にちょっとらしさを見せたかなあ。この人は全部知っても自身の目的のためだけに協力してそうだ。一方タカミヤは悲しい最後だったなあ。知らずに逝けた方がまだマシだったのかも知れず。
次回最終回。作者が趣味に走りまくったということを考えればよく持ったという事になるのかなあ。