JRA 京都

今年は荒れましたねえ。レース前から荒れてた場所もあるようだけど。

秋華賞 - ブラックエンブレム

とにかくWar Emblemオメ。やはり種牡馬としてのポテンシャルは相当高いのだろう。数や相手が限られるとしても、種付けを続けていればいずれ大きな成果を得られるのではとは思う。
ブラックエンブレムローズSを見れば人気にならなかったのも仕方ないかとは思うが、桜花賞からオークスへの過程を見てもこれと決めたレースにはしっかり仕上がって来る馬であり、そういう陣営なのだろうと見ればよいか。こういう馬が二番が利くかというのはまた気にしておかないといけないんだろうけど、エリザベス女王杯も期待したいところ。
ムードインディゴダンスインザダーク牝馬を全く信頼していないので驚かされた。その昔ムーンライトタンゴという馬がいてだな…アレに何度だまされたことかw
渦中のプロヴィナージュが3着。結果として出走させることを決めた小島茂之調教師の判断は当たったということになる。プロヴィナージュ自身も今後のレース選択の幅が増えるし、良かったねと。
で、ポルトフィーノの除外ですが、その原因はプロヴィナージュでは無いですよ。敢えて言うならばこのレースに出走した18頭がポルトフィーノを除外させたのです。優先順位でポルトフィーノより上の18頭の誰かが回避したら出走できましたが、そうならなかっただけです。そしてそれは突然ルールが決まったのではなくて、登録馬がフルゲートの頭数を超えた場合のルールに従って除外されただけです。誰かの責任を問うならば、この時点で除外対象であるポルトフィーノ自身の陣営です。
JRAだと多くのGIで除外馬は発生するわけで、何らかの基準は必要です。そのために賞金額を基準として出走馬を選定することは仕方がないと受け入れていくしかありません。レートを使うのも一つの方策ですが、どうやっても除外馬が出る以上は同種の問題は発生します。仮にGIは持ちレートで出走馬を選定するとなったら、今度はレートに納得がいかないという意見は出るでしょう。今はレースに対して直接影響しないため、物好きの話の種程度でしかないレーティングですが、レースの出走権に影響するとなれば格段に注目度は上がるでしょうし、そうした場合に万人が納得するというのは難しい。そして当落線上にいる馬の状況は何ら変わらない。
何を基準にするかという事が問題ではありません。ゲートに入るというところがまず勝負なんですよ。今回について言えばポルトフィーノ秋華賞はその段階で「負け」です。
マスコミの報道についてはまた別に問題だなぁという印象だが、実記事をリアルタイムに見ていないのでどうにも判断しかねる。