そろそろ紅茶に向いた季節になってきましたが、最近もらい物の台湾の茶葉がおいしくて中国茶に嵌りそうです。お茶なら割と何でも良いのです。ただ、中国茶となるとどういう基準で選んでどこで手に入れるかという問題があるのですよね。

Ceylon Orange Pekoe Tea / ST. JAMES'S TEAS

成城石井で買ってきた250g缶入り。
ST. JAMES'Sというブランドは初見でしたが、缶に記載されている文を読むと1985年設立のブランドであり、その母体は1865年以来紅茶を扱っているブローカーWilson Smithett社であるという説明があります。
セイロンとしては大きい茶葉のブレンドで、ハイグロウンブレンド。印象としてはベタなセイロンブレンドです。缶に抽出時間は4-5分とありますが、これは本国向けの数字。日本の水質だと5分は長いように思いました。茶葉が大きい割には抽出が早い印象で、長く置きすぎると渋みが強くなってしまいます。飲めない程に酷くなることはありませんが、味わう渋みではなく嫌な渋みなので抑えたいところです。ただ、時間が短いと極端に味気ない寂しい紅茶になってしまい、やや難しい茶葉です。普段は多少の苦味渋みは紅茶の愉しみの一つとして茶葉を抜かずに置いたままにすることが多いのですが、この茶葉ではしたくありません。ここと時間を見切って引き上げています。まだやや安定しませんが、250gもあるのでいずれ慣れるだろう。