今週のスーパージャンプ

久しぶりにご登場。

女王陛下の紅茶(イトカツ)

これが通算5話目ですが、既に6話目も完成していて、7話目に取りかかっているとのこと*1。連載化されたらうれしいんだけどなぁ。紅茶スキーとしては。
今回はアイスレモンティーのお話。紅茶にレモンというのは難しい話ではあり、発端というか日本で紅茶=レモンティー的な状況になった理由というのは作中で書かれているとおり。ムジカの堀江敏樹さんとかディンブラの磯淵猛さんの本でも触れられていたように憶えてますし。
レモンティーの味が紅茶の味というのは最初多くの人が通る道ではあったり。ただ、クエン酸の酸味がまず紅茶に合いませんし*2アスコルビン酸に至っては還元作用もあって風味を壊してしまいます。一方でアールグレイが定番になるように柑橘の特徴である爽やかな香味自体は相性が良いようなところもあります。苦味が強くなるとそれを消すために甘くするということにはなりますか。名糖のレモンティーってそうだったよな、懐かしい。
とはいえ、レモンティー自体はユーカーズのAll About Teaに載っているらしく、古くからある紅茶の飲み方ではあると言えるのかも知れません。どっちかというとアメリカ的な紅茶とは言えますかも。アイスティーもそうですな。香りの特徴などからアイスティーだとある程度飲めるものに仕上がるのかなとは思ったり。どっちにしろ甘味が無いときついかなとは思うけど。

*1:http://www1.odn.ne.jp/~cam62410/

*2:そもそも紅茶はアルカリ性飲料です