BURRN!!12月号

VAN HALENの再結成はあまり興味ない。今更何を…と思うし、どっちかというと白ける。何よりMichael Anthonyいないんだろってのがなぁ。あのハイトーンのコーラスが無くてVAN HALENと言われても…。広瀬編集長がコラムの後半で触れている事というのは、この前からHELLOWEENのアルバムを聴いていて感じた事に等しいかなとは思った。最近新しく出てくるバンドにまるで興味が持てないってのは私自身感性が鈍ってるんだろうなぁと思うところではありますが、そういったバンドの曲で良いと思えるものが無いのも事実。その一方でHELLOWEENは新作であざといまでにそういうことをしている。リフとかよく聴くとある程度パターン化されたものなんだよなと思うのですが、それをしっかり魅力的な曲に仕上げてるんだよねぇ。このあたりは去年のIRON MAIDENとかでも同じような感覚を覚えましたが。確かに、今でもHR/HMシーンってのは曲がりなりにもオリジネーターが健在ではあるんだよね。現状のDEEP PURPLEはその立場にはいないと思うが、LED ZEPPELINもチャリティとはいえ一度限りとはいえやるって話ですし。ただ、その時代は近いうちに必ず終わるわけですよ。IRON MAIDENでももうメンバーはほぼ50代*1に入っていて、今のクオリティを維持したままあと何年続けられるのか、あと何作出せるのかは常に意識するし、IRON MAIDENが無くなったらその先は?避けようが無いその時はいずれHELLOWEENにも来る。そういうことを考えると暗い気分にはなりますね。かくして回顧厨が一人出来上がるんじゃなかろうかって話ですけど。
あぁIRON MAIDENは結局大阪には来ないのか…残念だなあ。

HELLSING 9巻 / 平野耕太 / アワーズ

ずっとクライマックスと言うこともあってテンションの張り詰めた展開が続いてます。これだけのものを維持するために必要というなら、1年半待たされても仕方ないという気にはなるよな。というかじじいどもがカッコよすぎ。これぞ、という密度の高い一冊。

王様の仕立て屋 16巻 / 大河原遁 / スーパージャンプ

前巻でちょっと大きな話が終わって、ややのんびりした話にはなりますが、すぐに次の大きな話がやってくる。それはそれで悪くないんだけど、前みたいに1話で決着がつく短い話をもっと読みたいかなとも。

*1:Bruce Dickinsonだけまだ