J&B Met開催

土曜日にKenilworth開催のクライマックスであるJ&B Met開催がありました。その他G1もまとめて。

Cape Derby - Jackson

このレースはVariety ClubとJacksonの一騎打ちの様相でしたが、JacksonがVariety Clubに2馬身差をつける完勝となりました。
Jacksonは父がDynasty、母がアメリカ産のMoonlit Prairieという血統で5戦4勝。母はアメリ産馬ですが、母系は23-b族No Classでカナダ由来ですね。重賞は初勝利。Dynasty産駒は距離が持つので今後かなり期待出来ますね。
Variety Clubも前走で古馬相手のG1 Queen's Plateで2着と悪くはなく、やや2000mは長いかという印象。まあ、今年のQueen's Plateは3歳のGimmethegreenlightが勝ってるので何ともなんだが。

Majorca S - Ebony Flyer

Ebony Flyerが復活の勝利ですよ。Cape Fillies GuineasでIguguとEmerald Coveをまとめて一蹴しており、その後Queen's Plateを走ってMother Russiaの3着と一年前は3歳牝馬最強を名乗ることが出来はずの馬です。その後休養に入ってしまって今シーズン戻ってきましたが、ようやくという感じです。前走のQueen's Plateが案外な結果に終わってしまったため不安でしたが、ここからかな。Turffonteinに遠征したことがないのでそれが今後の懸念ですかね。
去年の勝ち馬であるCovenantが最下位という結果に終わってしまいましたが、スプリンター化しているって事かなあ。

J&B Met - Igugu

Iguguがゴール前でBravuraとGimmethegreenlightを一気にかわしました。強いですね。Iguguはこのあと国外遠征を予定しており、Kenilworthの検疫厩舎に入ることになります。近隣でアフリカンホースシックネスがアウトブレイクしたTurffonteinには戻りません。
Bravuraはスロー展開に持ち込んで粘り込みを狙ったのですが、あと少しのところでIguguに持って行かれました。Silvano産駒はこういう勝ちきれないところがありますね。Majorca Sで2着のFrequent Flyerも父Silvanoであり。