コミックREX 3月号

また、発売から1ヶ月以上経ってからになってしまいましたが、今回の理由ははっきりしていて、エスペリダス・オードの第一部完という形での最終回をどう捉えたら良いんだろうと。堤抄子先生がまだもうちょっと続くということを書かれていますが、どういった形でそれが実現されるのかということが見えてきませんし、何よりREX本誌でその種のフォローが一切なされていないというところが引っ掛かるのですよね。
S4サバイバーなんて初回で企画倒れ感満載だったのにもう第二回をやるとかどういう事なの。

える・えるシスター(邪武丸

ふたばちゃん強くなったのう。

Splash Red(坂野杏梨)

アイマスDSシリーズはここに来て愛と絵理の組み合わせと涼に分かれてきたのかな。こっちのライバルは美希。美希の場合余裕を見せていると言うのではなくて、あれが素なんだよなあ。そういうところで天才だから始末に負えないのかも知れません。しかしこの876プロの社長はスパルタだなあ。いやそもそもなんでアイドルランク関係無しのオーディションを手薄だと思ったんでしょうか?この人達は。

Innocent Blue(零壱)

まさかの百合展開っ!!で、美希にrelationsを歌われたら勝てんよなあとは思うのですけど。二人で勝負するということでどういった打開策を見つけてくるのかなと。

Neue Green(黒瀬浩介)

こちらはライバルの夢子が本格的に登場。振り回され捲ってますよねえ。あと、半分くらいは彼自身の言動のせいとはいえ犯人扱いされる記者はちょっとかわいそうかも。ベタな展開になっていますが、涼がアイドルとして目標を得ることができるのかなという状況か。最初の状況から流される形でここまで来ているだけにこの動機付けが重要なんですよね。

このこここのこ(藤こよみ)

そろそろ遥斗には殺意を覚えなければいけないくらいの状況になりつつあるわけですが。さて、第三者から見るともう一つの家族として見えるところまで打ち解けているんだよなあ。遥斗も変化しているんだろうけど、どっちかというと千紘が大きく変わったのかな。

学園天国パラドキシア美川べるの

まあ、でも、美川べるのだからということで終わりそうな気がしますね。というか、次号巻頭カラーとか不吉すぎるんですけど。大槻の凜さんはもうヒロインを止めてはどうか。ドラマCDのアフレコレポートマンガまで酷い。

宇宙を駆ける少女R(かぼちゃ)

最終回。最後はロボットマンガ的な面も見せてくれましたが、それならもっとそういう側面を…とも。ここで終わってしまうのは企画の性質上仕方のないことかなとは思いますが、勿体ないなあ。

精怪見聞(時任奏)

初めてのおつかい。時彦とその実父との関係が話の大きなテーマで、それも時彦の側しか見えないけれど、ゆっくり変わっていくんだなあ。

エスペリダス・オード(堤抄子

最終回。サファルはちょっと何も知らなすぎるところはあって、それはエスペリダスの皇子という立場にあるなら問題なのではないかな。尤も父親からそういったことを全く知らされていないという事情もあるのだけど、彼自身がこの一件に関してはどうせ…的な思考をしてしまうのが問題か。父親自身もそうだったというのなら余計にもっとやり方はあったのではないかなと。エルハイアにここまで追い詰められた状況になってから対応を取ろうとしても遅いんだよね。最後に皇帝としての責任を果たしたんだけど、その事実は葬者たるイクシールしか知ることがないというのも悲しいですけれど。そして、この帝都の状況を目の当たりにしたアルドの怒りは正当なものだろうけど、全体の状況が掴めていればこれも違うやり方がと。最後は物語のスタート時点でも出てきた語り手であるところの魔詠歌手のシーンでしたが、やっぱりこれナシラだよねえ。切り替わる前のシーン、そして涙を流しながら歌うことを鑑みれば結果の想像は付くのですが、それにしてもとてつもなく半端な終わり方をしてくれました。
一応作者のサイトではまだちょっと続きがあるということが書かれています。同時に現段階でははっきりとしたことは書けないとも。好意的に解釈すればREXが増刊号でも展開させようとしてるのかなという方向に取れなくもないがどうだろう。

eden*minori 鏡遊、守姫武士)

これも最終回となっていますが、コミックの案内には1巻のナンバリングが与えられており、その他の状況も含めて次がありそうな雰囲気が満載となっています。ここまでシオンの見た夢、思い出であったわけですから、次があるとしたら目覚めたシオンの物語なのかね。どうなんだろう?REXはそのあたりをはっきりさせるべきなんじゃないかな。