コミックREX 4月号

随分細くなって…

EREMENTAR GERAD 18巻 / 東まゆみ / コミックブレイド

ブレイド創刊以来の長期連載が完結。全18巻を通して読んでみましたが、紅のEREMENTAR GERADは徹底的にクーとレンの物語だったのだなと。そしてそれはレンがエディルガーデンにたどり着くこと、その旅を通してクーに一つの決意が産まれたところまでで終わっていて、彼ら二人の行動がアークエイルやエディルガーデンに何某かの影響を与えた事は否定できなくとも、決定的なものは何もなかったのだなと。クーやレンは大きなものを背負わない方が良いよね。アークエイル側でバーグレットなんかがいろいろやってそうではあったけど。そういった部分は蒼でということかな。また何らかの形でクーやレンのその後のようなモノも少し触れられればとも。

EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗 5巻 / 東まゆみ / コミックブレイドavarus

さて、蒼は2年ぶりでしたか。毎回3月に紅と同時に刊行されていたという印象が強かったんですが、去年はなかったんですねえ。そりゃ腕を痛めておられたわけですし、毎月の紅と隔月の蒼という形ではページを減らしていましたか。

京洛れぎおん 1巻 / 浅野りん / コミックブレイド

浅野りん先生モンハンにはまるの巻。モンハンにはまったからこのマンガが出来たのではなく、マンガのための参考にやり始めたらはまったらしいですが。

パンゲアエゼル 6巻 / 浅野りん / コミックブレイドavarus

こちらはハクロウのカバーと同列でさらっと結婚したことを発表するの巻。おめでとうございます。
6巻はハクロウが主役。カルパタルーを巡る争いの構図が漸くはっきりと見えてきた中で、あるキャラが退場。WING連載時のパンゲア終盤に颯爽と登場したものの、その背景が明かされるにつれて置かれている境遇の救いの無さが目立っていって、最期まで。いや、その境遇自体は自身が選んだものでもあったのだけど、最期はそれですらなくなっていて、悲しい人だったなあ。ハクロウが再び発したその言葉は重みを増したか。

ヒトガタナ 2巻 / オニグンソウ / コミックブレイド