今季のアイスティー

「問おう、何故Betjeman & BartonのEDEN ROSEが二缶もあったのかね?」
「久しぶりに見つけたので懐かしくなってついやってしまった、反省はしていない」
…以前書いたとおり、EDEN ROSEは根本的にアイスティーには向かない茶葉でした。慣れの問題もあるだろうけど、夏に合計250gの茶葉をほとんどホットで消費する羽目になりました。
ただ、それはあまりの状況にてアイスティー用に別の茶葉を使っています。

CLIPPER GOLD / Bewley's

250g紙箱。茶葉はアルミのラミパックに入っているので問題無い。
以前から目にしてはいましたが、インストをきっちり読んでみたらケニアルワンダ産のブレンドであり、リーフタイプと表記されていたので期待してみました。…CTCじゃねえかよ。抽出時間も4〜5分となっていたのでリーフタイプかと思ったのですがね。そこでオリジナルの箱を見てみたが、Loose Teaという表記はあるがリーフてゃ書いていないな。5分とはあるんで間違ってはいないんだろうが。
まあいい。
アフリカの産地としてはまずケニア、その次はルワンダくらいになる印象で、こうした産地はCTCに加工して出荷になっちゃうので、リーフタイプってまずないんですよね。Mariage Freresのカタログで見たことはあるけど、実際に手には入るかは訊いたことがないので知らない。CTCばかりだとどうしてもリーフも飲んでみたいなあ程度の話ですけどね。
CTCなので抽出時間に注意が必要ですが、濃くなりすぎなければ飲みやすい良い銘柄と思います。ただ、濃くなってくるとくどいので好き嫌い分かれそうです。私はちょっとこのくどさは苦手ですね。価格などから総合的に判断すると非常に優れたバランスを持っていて常用するには最適なのかなとは思います。
またCTCで抽出が速いということから水出しでのアイスティーにも適します。水だとくどくなるまでは出ないのでストックとして置くのに丁度良いです。逆に氷で冷やすことを前提に濃く出してという通常のアイスティーの作り方をするとちょっと厳しいものがありました。これも好みの問題だろうけど。