Newbury

欧州マイルのPivotalは異常。

Lockinge - Virtual

Virtualは3連勝で去年のシーズンを終えて、今年はSandown Mileを初戦としてPaco Boyの3着でした。
Paco Boyの同厩Major CadeauxとTwice Over、Alexandrosが先頭集団となり、Paco Boyがその後ろでレースが進みます。残り2FでTwice Overが先頭に立ちますが、AlexandrosとVirtualが迫り、その直ぐ後ろにPaco Boyもいる4頭の争い。そしてVirtualがTwice Overを交わしAlexandrosと接戦のままゴールし、ハナ差でVirtualが前。鞍上Jimmy FortuneにしてもGosden師にしても、これは負けたと思った様。ゴール時に頭を下げていたことで写真判定をものにしました。またAlexandrosのDettoriが接戦でTwice OverのT. Queallyと交錯して残り1F付近で鞭を失っていたのもVirtualに利したか。更に半馬身差でTwice Overが入り、Paco Boyは1馬身1/4差で4着でした。
VirtualはCheveley Parkのオーナーブリードで10戦5勝。Maisons-Laffitteで1800mも勝っていますが、Pivotal産駒の牡馬ということもあり、マイルのスペシャリストで良いだろう。だが、次走はEclipse Sを狙う予定。父Polar Falconの半兄がIcemanで、牝系は近年でもEchelon、Chicなどを出すCheveley Parkの名牝系。Entrepreneurも出る、要するに6-e All Moonshineの名族。種牡馬の使い方でCheveley Parkの手が入ったところは大変分かりやすいですな。
AlexandrosはこっちのGIでも勝負になる能力を示しているとは言えるか。次はEpsomのDiomed Sらしく。