Preakness - Rachel Alexandra
雨が来てPreakness S発走時には馬場も軽く湿る程度にはなっていたか。
Rachel Alexandraは大外枠からの発走でやや懸念されましたが、全く問題にせず、Big Dramaを内におく形で先頭。このスタートで出足使ってますし、外を回ってるんですが、そのまま直線で余裕の見える逃げ切り。今回は外を回って追い込んできたMine That Birdが迫るも1馬身差なら完勝でしょう。23.13-23.58-24.30-24.81-19.26ならラップも文句ないか。
Mine That Birdはやや馬群から離れた最後方で進み、内に進路がなければ外という形になりましたが、あれでここまで迫れるならなんとかKentucky Derbyの勝ちが褪せない程度の結果は出せたか。今回さすがにBig Dramaが内を空けませんでしたし、その後ろのMusket Manも4コーナーでは埒沿いから直線でBig Dramaの外という形でしたし。Musket Manは直線入り口でちょっと大きく外に振れてしまったのが、惜しかったかなあ。
道中3番手のFriesan Fire、その後ろでPapa Clem、General Quartersと並んで進めたPioneer of the Nileという人気馬が10着、11着ではどうしようもないなと。この辺は3コーナーから着いていけませんでした。Big DramaとPapa Clemがまだ粘っていることを考えるとかなり期待外れでした。ただ、基本的には後ろ優位っぽく追い込んできたFlying Privateが4着でBig Drama5着、Papa Clem6着。General Quartersは9着。
Rachel Alexandraは1924年のNellie Morse以来となる牝馬のPreakness S勝利。Kentucky DerbyとPreakness Sを同じ年に違う馬で勝ったのはこのCalvin Borelが初めてになりました。BorelはコメントでRachel AlexandraがChurchill DownsとPimlicoの馬場の違いで苦労したということを繰り返しています。状態が良ければ次はBelmont Sにも出走するとのこと。
2着のMine That BirdもBelmont S出走予定。
とにかくRachel Alexandraを称えるしかないレースでした。