Black-Eyed Susan - Payton d'Oro
Hooh WhyがスクラッチしてPayton d'Oroが逃げ切り。24.21-24.19-24.17-24.73-12.45と速いラップを刻んだわけではないが配分は見事。2番手に付けていたのが人気薄Stage Trickで、その後ろにCasanova MoveやBon Jovi Girlが並んで外と内。逃げるPayton d'Oroがペースを上げていないこともあるが、この辺りの位置取りの駆け引きがあって、前のPayton d'Oroに圧力を掛けられなかったようにも。3コーナーからはCasanova Moveが外から、Bon Jovi GirlはPayton d'Oroの後ろから仕掛けますが、適ったのは内のBon Jovi Girl。しかし直線に入ってPayton d'Oroの外に持ち出す辺りで差を広げられてしまい、詰め切れませんでした。加速が付くまでちょっともたついた印象です。
Payton d'OroはMedaglia d'Oro産駒。Alexander Tangoと同じファミリーの出です。Medaglia d'Oroはどうにも牝馬ばかりが活躍しますね。Kentucky OaksのRachel Alexandraもですし、そこで逃げたGabby's Golden Galも父Medaglia d'Oro。Gabby's Golden GalもSunland Oaksを勝っているのでそこそこやるとは思います。
Bon Jovi Girlは祖母Salt Springで、半兄がGio Pontiならそれなりの血統で、Gio Pontiが勝ち始める前に19万ドルなら良い買い物という気がします。
Miss Preakness - Heart Ashley
短距離の方もHeart Ashleyが逃げ切り。Cinderella's WishがHeart Ashleyの仕掛けに合わせて動き、最後追い詰めたがアタマ差残していた。22.66-22.20-25.93と最後がかなりきつかったようだ。
レースはHeart Ashleyの後ろにMani BhavanとGatoretteが付けて、ここから少し離れてCinderella's Wishという展開だったが、3コーナーに入る前にMani BhavanとGatoretteがHeart Ashleyに引き離され、Cinderella's Wishだけが反応して動いたような感。
Heart Ashleyは父Lion Heart。父Tale of the Catの半姉がAshley's Kitty。上3頭はTale of the Catを付けて、ちょっとLion Heartを試してみましたというところか。
