エスプリト(筒井大志)
象牙の塔の中で生活するというわけにはいかない現実。今回示された政治的経済的な背景が今後の展開にどんな影響を与えるかという事でしょうね。ミオの謎になっている部分にも関わってくる事でしょうし、大きな展開の前触れといったところか。ミオの方はそんなこと関係無しにお騒がせなんですが。それにしてもエイジのギャグキャラとしての安定感は異常。
殲鬼戦記ももたま(黒乃奈々絵)
この展開で作品の中枢に関わる設定が次々と明かされていますね。それに伴って作中での対立関係が大きく変化していますが、ここであの学園の生徒達にはどんな役割があるのかというのも気になるところ。それにしても今回九世がナチに見せる優しさは格好いいな。こんなキャラだったか?w
EREMENTAR GERAD(東まゆみ)
ローウェンにとってのラスボスとしての役割を与えられたグレイアーツといったところで、今更グレイアーツとココウェットの話が出てきてもとかは思ったり。ただ、エディルガーデン内の考え方を二つに分けるとして、エディルレイドを武器として扱うか、人間と同様に扱うかという事になるとか思いますが、それを端的に見せているようにも。グレイアーツって本来はオルガナイトの中でも極めて陽性の性格だったんですね。それが、こういう形でローウェンと向き合う事になるというのは何とも。シアと対峙するクーとレンはリアクトするところにまで行きましたが、レンがシアと戦う事に対してどこまで覚悟を決めたかが問題かな。シアを止めるというところでは一致していますけど。そして幹部の一人ビーネンリッター。シスカにその禁句をセットでぶつけたのはクー以来ですかね。そりゃローウェンもおびえるわ。
パラドクスブルー(中西達郎、nini)
この作品は迂闊なことを書くとネタばれになってしまったりということを気にしてしまうので、出題編の時は感想を書かない方が良いのかも知れないとか考えていたり。生徒会のメンバーはクリスに好意的ですが、それ以外の生徒からはクリスは快く思われていない事の方が多いというのが前回の事件と今回の事件で見えてきていることですが、これが何らかの伏線になるのだろうか。そもそも、クリスがなぜ特別扱いされているかということにもなるのかなとは思うが。今回のことといい。