コミックREX 11月号

かんなぎ武梨えり

うーん、仁は浮かれすぎだろうねえ。そうなるのは分からなくもないけど、浮かれてばかりもいられないだろうし、大東がカウンターパートとして機能していくのですかね。

てとてトライオン(PULLTOP、黒瀬浩介)

手元に原作のゲームがあったり…インストールも出来ちゃいませんが。
このコミカライズ自体も勢いがあって、成功してるんじゃないかな。3話掛けてプロローグ終了といった風で、舞台設定を説明調にならずに話の中にばらまいていて、この作品を愉しむために必要な情報が自然と取り込めました。これからも愉しみ。

える・えるシスター(邪武丸

お茶目というか油断しまくってるというか。エロイという自覚はあったのか。しかし妹の方も嫉妬してしまうわけで、似た部分ってのはあるような。

蒼海訣戰納都花丸

兵棋演習だが、八島の心は此所に在らず。これまでに無かったことを始めようとするならば、それを周囲に納得させようとするならば、従来の舞台でも実力を示しておくことは重要だと思うのですよ。ましてや八島の立場は危ういのです。一度の失敗でそれまでの評価の全てを失う可能性もあるわけで、空に思いを馳せるのも良いけどまず目の前のことを片付けなければ。この演習の結果がどうなって、それとともに八島の立場などがどう変わっていくのかに注目したいなあ。このままだと三笠は仲間の信頼を得て、八島はそれを失うということになりかねませんね。

エスペリダス・オード(堤抄子

アルドがたどり着いた解決方法。目の前で母親を圧倒的な力の剣によって斃されてしまったからこそ、同じ事は敵に対してでも出来ないという事なんだろうなあ。だからアルドが地轟剣の力を使って戦う相手はエルハイアだけ…か。少数で敵の首魁を討つというのはRPGにおける一般的な勇者の行動原理であり、魔王エルハイアに勇者アルドという形ができあがってはいる。そのままストレートに話が進むわけはないでしょうが。
サファルは過去に何をしていたんだw。ラスタバンはやはり優しい。一方のサファルのどこか醒めたような、一人の女の子より街を優先しているよな言動をしてしまうようなところは彼の立場がそうさせるんでしょうね。

正しい国家の創り方。(橘あゆん)

オタク気質のある人と無い人の違いということになるのだろうか。つか、ゆーきは巻き添えがいると遠慮しませんね。

かみあり(染屋カイコ)

一神教の文化で生まれ育った人と多神教の文化で生まれ育った人の違いといえばそれまでなんだけど、日本は多神教文化の中でも特殊に過ぎる部分はあるのではないかな。というか宗教を意識しているかどうかとなれば相当に薄いとは思われ、どちらかというと娯楽の要素の一つ的なものとは感じる。だからこそタブーへの意識も薄いとは言えるかな。ティリッヒの定義"Ultimate Concern"からすればそれは宗教とは呼べないものになっているわけですけど。
この作品好きなんですよね。連載して欲しいなあ。アンケート次第だそうですが。