Chantilly: The age of false innocence

Prix du Jockey-Club - Vision d'Etat

決勝写真を見たら3着の位置に芦毛馬。で、馬番をチェキったらば8-1-20。Natagoraスゲー。半世紀なかったという連対は果たせなかったとはいえ、今年のこのメンバーを相手に3着ってのは自信を持って良いのではないでしょうか。
勝ったVision d'EtatはChichicastenango産駒で、2歳の時にはFontainebleauでの出走などローカルベースなところがあるのですが、今年はちゃんとパリで走ってたし、それでここまで4戦全勝だったならば十分だったか。重賞実績はなかったといえChantillyの2000mでも勝っていましたし。
2着にはFamous Nameが入って、High Rockが4着。
レース映像見た。ゲートではNatagoraカメラという感じで、牝馬の挑戦っつー感じの注目振り。そして、Natagoraは惜しいレースでしたね。馬群の先頭に立つ3番手から直線半ばでは先頭。ただ、Vision d'Etatに併せてこられて抵抗できませんでしたね。さすがDettoriという印象もあるレースでしたけど、それに応えたNatagoraの能力は高いかと。最後捕まったのは牡馬相手でちょっと距離が堪えたのかなとも思いますけど、実りのある挑戦でした。
High Rockなんかはそこで止まるのかという点で期待はずれなレースをしたかなぁ。

Royaumont - Sub Rose

これが2戦目になるSub Roseが3馬身差で快勝。Royer-Dupre師はPrix MalleretからIrish Oaksを走って、後はVermeilleというプランを持っているようです。

Sandringham - Modern Look

Poulichesでは4着だったModern Lookが勝つ。あのレースは3着のHalfway to HeavenがIrish 1000 Guineasを勝っていますし、Zarkavaだけでなくレベルが高かったということになるのではないかな。実際時計が速かったですし。そのわりにはLady DeauvilleとNijoom Dubaiが4着、5着だったりもしますが。
ここは3馬身差で圧勝とこれまでのキャリアの違いを見せたとも言えるかな。次はCoronation Sに出走する予定とのこと。もしRoyal Ascotに遠征しないならAstarte*1まで待つとのこと。

Gros-Chene - Marchand d'Or

1000mだと距離が足りないだろうと思っていましたが、クビ差くらいで勝ってますね。ま、相手関係を見れば負けてられないってのはあるんですけど。
The Traderってまだ現役だったんですね…

Grand Prix de Chantilly - Doctor Dino

ここはZambezi Sunが何とかするかなと思っていたら、追加登録をねじ込んできたDoctor Dinoが半馬身差で勝ちました。ぱっとしませんね、Zambezi Sun。

*1:Prix Rothschildにレース名が変わった?