普段紅茶を淹れているティーポットのストレーナーの底が抜けて大変でした。それでティーポットそのものを新調しようと探し回ったのだけれど、陶磁器製で紅茶向けってあまりないですね。探している間にストレーナーの方が見つかったのでそちらで手を打った次第。金属製の網だとファニングスクラスの葉が素通りになってしまうので、今まで使っていた物と同じ物が手に入ったのは僥倖。

English Breakfast / Ahmad

草津に出来た阪急オアシスでAhmadを見つけたので思わず手に取っていました。
産国表示はインド、ケニアスリランカで茶葉はBOPとCTCが混在しています。おそらくCTCがケニア産。English Breakfastはイギリス系のブランドなら大抵持っているトラディショナルブレンドで、朝用にやや強めで切れのあるブレンドになるということですが、細かいところはブランド毎の個性。
この手のスタンダードなブレンドは手軽さというかコストパフォーマンスというかそういった方向を重視するわけで、そうなるとAhmadというのは良いブランドです。昔はここの銘柄を常にストックしていましたが、さすがに飽きてちょっと遠ざかっていました。
抽出の時間にややシビアなところがあって、出し過ぎると苦みが強くなりますし、当然ながら時間が短いと物足りない味と香りになります。丁度良いところをしっかり見切ってやらないといけません。私はその辺りを気分と感覚でやってしまうので苦手です。昔はそんなイメージではなかったんですけどね。味が後に残らずすっと引くのは好みの問題かなと。