G Fantasy 3月号

地球へ… 青き光芒のキース(竹宮惠子林ふみの

最終回でした。イライザに操られることに抵抗したキースが取った行動、そしてそれを目にしたモリスの行動。そうさせたのは前回スウェナが発していたあの言葉。キースの行動はどんな形であれモリスに生きていてもらいたいということではあったが、そのためにキースが取った行動はスウェナにとっては納得のいかないものだった。だからスウェナはルールを変えろと言い、キースもそれに応えようとした。このあたり「原作のラスト」とオーバーラップするシーンですが、これをここでやってしまったら「原作のキース」とのズレが出てしまいます。という事情もあってかその後のフォローでグランドマザーの非情な部分が強調されたかな。キースに対しても、そしておそらくスウェナに対しても。

銀のクルースニク岩佐あきらこ

アナスタシアオンステージ。それはラースローにとっては死刑宣告も同然w。というかそうじゃなくても予想以上の役立たずっぷりだな、このヴィジュアル系。アナスタシアは精神攻撃だけでミレナを殺せますね。ミレナさんがいっぱいいっぱいです。しかし、ミレナさんはいつか殺すをすぐに実行してるあたり邪悪だと判定されても仕方ないんじゃなかろうか。だが、アナスタシアさんは無敵だな。

E'S(結賀さとる

連載再開。1年以上空いてしまって、前の話がどんなだったかをまるで憶えていません。マリアって純粋で真面目すぎるところがあるんだよなぁ。その割には慎重すぎるというか猜疑心強いんだよな。って、この人だけは最初に出てきたときから何も変わってない気もしたり。衿宮の存在が大きすぎたのかなとも思うけど、それからいろいろ分かった今になっても抜け出せないんですよね。

キューティクル探偵因幡(もち)

やっぱりアホだなぁ、こいつら。勢いで突き抜ける面白さもあるし、会話の部分での面白さもあるしとガブリエラが出てくると更に面白くなるなあ。だが、いきなりPRG-7をぶっ放すような人に優しさと言われてもな。厳密にはRPG-7はバズーカじゃありませんが、ギャグマンガだから気にしない。でも、一番いいところを持って行くのは優太。何やっても許されるな。