種牡馬の話を二つほど

Came Home

わざわざJRAが買ってくるほどの種牡馬では無い様に思われます。今年の3歳が初年度産駒ですが、活躍馬として名が挙がるのはC P West程度。そのC P Westにしても重賞では2着までしかなく、まだ重賞馬を出していません。現時点でのセカンドクロップリーディングは11位で今年は78頭出走して、40頭が勝利しているという数字はなかなかに見えないことも無いが、あのクラスなら取り立てて注目するほどの数字ではないだろう。ステークス馬が3頭しかいないという事実の方が重要とは思われます。
Lane's Endの種牡馬についてはちょっと前に記事を書いた*1んですが、そこを見てもらっても分かるようにCame Homeの状況はよくありません。Lane's Endとしては、Lemon Drop Kidのような所縁のある血統を持った種牡馬でもないわけでさっさと見限ったちうところではあるのかなと。Came Homeの現役実績を鑑みるに、ある程度の早熟性を見込まれているはずなので、2歳、3歳でこの状況からの伸び代も少ないと判断されたということでもあるかな。
ところでラジオNIKKEIの記事には

主な産駒にはシーピーウエスト(07年 G2・ジムダンディーステークス1着)などがいる。
ラジオNIKKEI 競馬実況HP | ゴーンウエスト直仔の種牡馬ケイムホーム、日本で供用へ

などと書いてあるが、Jim Dandyで勝ったのはStreet Senseです。直線でさくっと交わされて2着だったのがC P Westです。

Darley Stud

アドマイヤムーンの種付け料が発表されましたとのことで記事を読んでたら、それどころじゃない内容だった。
netkeiba: アドマイヤムーンの種付料は500万円
正直アドマイヤムーンの種付け料については、ふーん程度にしか思わないんですが、この記事見てたらDiktatだとかStorming HomeだとかXaarだとか導入するみたいなんですよね。これ見たらCame Homeなんてどうでも良いやと思ってしまった。とはいえ今年産駒がデビューしてくるはずのStorming Homeはまるで産駒の活躍を聞きませんし、Xaarも微妙っちゃ微妙ですが。