仕事中にふとげんしけんが読みたくなったので定時で会社から逃げてマンガ喫茶へ。コミックで読んだ事が無い8,9巻だけのつもりが最初から全部読みふけってしまいました。まあ、本屋に駆け込んで全巻買うのでないだけ理性があったのだと思いたい。
本屋も行ったがG Fantasyが見当たらず。E'Sが落としてると言う話も聞こえるのでどうしたものやらと。
・ASSASINS / さとがねしょう
さとがねしょうさんは現在MASAMUNEでDEATH GODを連載されてますが、相変わらずまとめて読まないと分かりにくい部分というのがあるなあと。ASSASINSに比べるとだいぶマシなんだけどなあ。で、今のところ既刊全部保持しているコミックブレイドMASAMUNEですが、そろそろそうも言ってられないという状況になりつつあるわけで、出来る限りコミック確保しておこうかなと思い始めた次第。
BURRN!2月号
すっかり忘れてた。今年は久し振りにReaders' Pollに投票しようかと思うので、今週中に考える方向で。2月のBLIND GUARDIANANGRAの来日公演について少し触れられていて、どちらも公演時間が80分で、どっちが先に出るかは会場によって違うというガチに対等っぽい公演になる模様。なんだかんだ言ってもBLIND GUARDIANが後かなと思ってたのでちょっと意外。80分ってのは単独で見れば短いんだが、この2つのバンドを同時に見ることが出来るのだから十分な時間かな。あわせて160分なら長いと言って良いだろうしそれ以上望んでもな。後はバンド側が演奏曲目をしっかり選んでおいてくれればというところで。

コミックブレイドがきな臭いわけですが

数日前に出てたジンキエクステンドの件な。
編集長が言ったとされる暴言についてはコンテキストが分からない状態であれこれ言っても仕方の無い事ではあるだろう。コミックブレイドでは連載を放棄したままという作品があまりにも目立ってはいるので、これまでにも同じように編集部と作家が喧嘩別れするようなことが起こっていたのは間違いなかろうが、それでもまだこういう事態を引き起こしてしまう(最近MASAMUNEの方でもあったしな)編集部はどうなんだというところではあるが。
今回の場合、連載再開が告知されてそういう方向に動いていた中でのことなので、どちらも何やってんだろうなあというのが正直なところ。コミックブレイド自体は先月から誌面を大幅に入れ替える方向に向かっていますので、おそらくその部分で何かあったんだろうねえ。ただ、Aresはちゃんと描けなくなっていたし切られたのは仕方ないという気はします。takeruについては原作がありますし、そうおかしな詰め方をしているわけではないかな。そのうち唐々煙さんが新しい連載で戻ってきてくれたら良いかなという感じで、それがやや不安なところでもあるが。天外レトロジカル浅野りんさんの作品の終わらせ方というのはCHOKOビーストにせよ、PON!とキマイラにせよ同じような形なのですし、打ち切ったとかの類ではなさそうと思っております。まあ、その代わりとなる新連載がどんなラインナップかというのが分からないとどうしようもないが、クラウンの中西達郎さんやイレブンソウル戸土野正内郎さんのように好き勝手やってるような人たちもいるだけに…
さて、ジンキ綱島志朗さんの作品は読み切りのヘブンズはまあ好きな方でしたが、その後連載されたLIFE:ERRORSは特にその後半の展開で作者の精神状態がまともに反映されてしまってるんじゃないかと思えるところがあって好きになれませんでした。その後始まったジンキは当初メカデザインの古さが気になりましたが、そういう設定と納得してからは読める作品でした。WING時代はまだまともだったと思うのです。それがエクステンドの初回のアレで変な方向に行くのかなあと思いながら読んでて、過去編がダラダラ続いた辺りで面白くなくなったとは感じたな。
どんな事情にせよ話を途中で放り出す形になってしまったというのは事実で、作者にまだ話を続けようという意思があるだけマシなのかなと。

イプラトロピウム

が日本の禁止薬物にリストされるとのこと。
なんか場当たり的対応という印象が拭えません。イプラトロピウム類似の気管支治療薬はどういう扱いにするんですかね。
で、JRA馬事部の伊藤幹副長のコメントが以下らしき。

イプラトロピウムは競走能力に影響を与える。明らかな禁止薬物。

ここまで言うんだったら、科学的な裏づけをきっちり取ってるんだろうな?
確かイプラトロピウムで競争能力は向上しないという論文が出ていたはずですので、それをひっくり返すだけのものが必要ですよ。データ取りましたでは足りませんよ。データを論文としてしかるべき学術誌に投稿してアクセプトされてようやく議論の舞台に上がれることになるんですが、それをちゃんとやってくれるんだろうな?
…とはいえ早急に決定と言ってる時点でそうではないとは思われます。JRAの幹部ですら欧州での禁止薬物の考え方について熟知していないということで良いですか?
イプラトロピウムについておさらい。未だにロクに調べもせず適当なことを書く人が目立つなあというところですので。
この化合物は抗コリン拮抗薬で、アセチルコリンを競争的に阻害して気管支の収縮を妨げます。
抗コリン拮抗薬としてはベラドンナアルカロイドであるアトロピンがありますが、アセチルコリンを阻害するということは副交感神経抑制作用を持つ事になるので、副作用の原因となります。アトロピンは作用の幅が広くさまざまな副作用の原因となっています。そこでアトロピンのターゲットを気管支に限定することを目的に開発されたのがイプラトロピウムとなります。硫酸アトロピンは禁止リストに入っていましたが、これはアトロピンが副交感神経を抑制して血圧や心拍の低下を抑えるという作用を表すからです。イプラトロピウムは気管支への選択性を強めているので、その種の副作用は問題にならないはずであり、事実、ヒトの禁止薬物リストにも入っていませんよ。
気管支拡張薬として書かれることもありますが、それはどちらかと言うとアドレナリン作動薬を指して使われるべき言葉かなと。