アルマトイのダービーの事など

昼間にtwitterで有意なやりとりをしたので保存しておきたく思いました。

reveryelektraロシア競馬サイトは日曜のモスクワの結果を更新しないのに、突然カザフスタンのダービーの結果を投入してきて意味不明でござるwlink
shibashuji@reveryelektra カザフスタンといえば、05年にRheinland-Pokal(独G1)を勝ったチェコ馬Darsalamの馬主がカザフスタン人で自国の競馬振興に力を入れてたが、その後結構発展してるのでしょうか。link
reveryelektraアルマトイ競馬場ってどんなとこよと検索してみたらさくっと出てくるのがすばらしい。スタンドが見えるけど他はほとんど何もない感じですが。 http://www.panoramio.com/photo/2636585link
reveryelektra@shibashuji 勝ったのはSunkarというドイツ産馬でSholokhov - Santuzza's Beautyという配合のようです。2着がポーランド産、3着がロシア産ですけど父がそれぞれBelenus、Ruby Kingとドイツですねlink
reveryelektraあと、10頭出走していますが、ドイツ産が4頭、アメリカ産が3頭、アイルランド、ロシア、ポーランドが1頭ずつです。残りの父をざっと並べるとEl Corredor、Doyen、Singspiel、Stormy Atlantic、Dynaformer、Whipper、Pentirelink
reveryelektraなじみがありすぎるというか、賞金額がわかんないんですけど、これだけよく連れてこれるなあとは思いますlink
shibashuji@reveryelektra ドイツ馬がそっち方面の種牡馬になってるのは分かってましたが、BelenusやRuby Kingとかの名前が見えると嬉しいですね。Caitanoも確かロシアに行ったけど上手くやってるだろうか。link
reveryelektra@shibashuji Belenusは同日の2歳G1でワンツーしてますね。こっちはまだダービーほど外から馬が入ってきてないですけどlink
shibashuji@reveryelektra Belenusは独ダービーレコードホルダーなんですが、古馬全盛のTiger Hillの陰に隠れて印象薄い馬でしたから、彼の地で成功している様子は素直に嬉しいですよ。link
pippineatアニリンとアニソンって似てるよねとロシア競馬の数少ない知識をもとに言ってみるlink
pippineatヤバい本当にアニリンくらいしかしらないぞ、ロシアや旧ソ連の競馬!link
pippineatクラシック3冠が2-3-4歳なんでしたっけlink
reveryelektra@pippineat それはソヴィエト連邦時代の話だったと思います。今はギニーもダービーも3歳でやってますね。St. Legerは古馬開放されてますlink
sayajir@pippineat @reveryelektra 父系はミスプロでもサドラーでもいいから、Tagor-Granit-Grogの入っている牝系に残って欲しい。土着の系統がひとつも残らない競馬は、ただの興行で文化じゃない。とミサ(略)link
reveryelektra@sayajir 現状ロシア土着でグレードレースに出るほどの馬なら大抵Granitは入っている印象ですね。ほぼVoskhod Studが絡んできますから。今のロシア競馬はG1でロシア産馬出走ゼロとかになってしまうのがちょっと残念です。link
sayajir@reveryelektra ご教示多謝。さすが旧東側の国立牧場。Granit の子ではきっと Douglas 経由が最多なのでしょうねぇ。Zabeg が残ればZagar 経由も増えたのでしょうけれど。link
reveryelektraでもロシア土着牝系って遡ると、ある時代にFR→GER→RUSと動いてたり、POL→RUSとか、RUS→GER→RUSとか何とも言えない気分にさせられますねえlink
horsaholicsドイツだのポーランドだのロシアだの見てると、いろいろとむにゃむにゃなことが。link
reveryelektra@horsaholics いまこうして血統を探ってたどり着くということはその状況下で生き残ったということですから、裏返せば無惨な最期を遂げて後に残すものが無かった馬も多くいたのだろうなと…link
sayajir残っているものはまだマシでしょう。WW2前の超一流血統がその後パッタリと消えているのに気づいた時、感じる寒さたるや…。おまけにほとんどの資料の中でそれらは"無かった事"になっている。RT: @reveryelektra: でもロシア土着牝系って遡ると、ある時代にFR→GER...link
sayajir戦後東側にといえば、ポーランドに行ったテシオの Turysta の血統を見かけられた方いらっしゃいますか? Czerkies や Cison が残っているのか気になりつつ、Tamalirega の娘に Tesiova なんて名前がついてて微笑んだのを最後に見失っていて。link
reveryelektra@sayajir おっしゃるとおりです。血統を追いかけていて不自然な断絶があったとき、その時代に何があったかを思ってぞっとした経験はありますlink
horsaholics@reveryelektra すいません、そんな真面目な意図ではなかったです…某・国擬人化のことですwlink
sayajir@horsaholics ヘタリア…だと…。link
仕事中の他愛もないつぶやきで意外な方々が釣れちゃったなぁ…などと。私の分に関しては仕事の合間だったのでろくに調べもせず書いています。
いつもロシア競馬のチェックに使っているサイトが突然カザフスタンとか取り上げた理由は分かんないですけど、見てみたらロシアと状況は同じようなものかなと見えたもので。
カザフスタンロシア連邦沿ヴォルガ連邦管区に隣接しますが、旧都アルマトイ市はキルギス国境に近いのでロシア競馬との関連はそれほど強くないかな。Almaty HippodromeはGoogle Mapの航空写真で見るに周辺に厩舎っぽい施設が散在しているようにも。アスタナ市には競馬場っぽい地形が見あたらないので、カザフスタンで競馬開催しているのはアルマトイくらいなのかな。
ダービーで自国産馬出走無しというのはどうなんだろうとも思うけど、いつものIFHAのデータを見に行ったがKazakhstanとか出てこないので生産規模はさっぱり分からない。