Royal Ascot Meeting

二日目を完全に寝過ごすなど私は平常運転です。ここ数年全レース中継ラジオを追いかけられたことがないんだよなあ。

Queen Anne S - Goldikova

G1 芝8F。
完全にGoldikovaとPaco Boyの2頭の勝負。先に抜けたGoldikovaにPaco Boyが迫った。内と外に分かれていたため馬体を併せるという形にはならなかったが、Goldikovaがギリギリ前でクビ差の勝利。負けたけどPaco Boyも強かった。
Goldikovaは通算17戦12勝。Paco Boyは通算17戦10勝。同じ年齢でマイルを主戦場にしているが、Goldikovaがフランス、Paco Boyがイギリスと分かれているため意外と同じレースに出てこない。これが2戦目なのかな。一度Moulin De LongchampでGoldikovaが勝って、Paco Boyが3位入線後失格ってのがありましたが。Goldikovaの活躍に目が行っちゃうせいでちょっとPaco Boyを軽く見ていたかも知れませんねぇ。

St. James Palace S - Canford Cliffs

G1 3歳限定芝8F。
先に先頭に出た同厩Dick Turpinを外から差して1馬身差をつけたCanford Cliffs快勝といったレース。3着は人気薄Hearts Of Fire。直線でDick Turpinの内を突こうとしていましたが、進路が無く結局外に出す形になり、そのロスが無ければ2着はあったかも知れません。
Canford Cliffs、Dick TurpinともにRichard Hannon師の管理馬。Queen Anneで2着のPaco BoyもHannon師ですし、今年もRoyal Meetingで絶好調の様子。Canford Cliffsは英ギニー3着から愛ギニーを勝ってのレース。Dick Turpinは英ギニー、仏ギニーをともに2着からのレース。どちらも3歳マイル路線を支えていくことなりそうです。
一方英ギニーを勝ったMakfiは7着とちょっと案外なレースでした。北米から転戦してきたNoble's Promiseは5着に終わったものの勝ち馬からの差は3馬身。西海岸の人工馬場を中心に実績を挙げて来ていましたから、芝が向くならこのままいても良いのかも。

King's Stand S - Equiano

G1 芝5F。
Equianoが逃げ切って、このレース2勝目。

Coventry S - Strong Suit

G2 2歳限定芝6F。
人気のStrong Suitが勝ってハナ差の2着がElzaam。
Strong Suitは父Rahy、母Helwa、その父Silver Hawk。遡ればGrecian Bannerであり、祖母が父Mr. ProspectorOur Emblemらの同血、つまるところ三代母がPersonal Ensignの全妹。Richard Hannon厩舎。
Elzaamはオーストラリア産馬で父Redoute's Choice、母Mambo In Freespot、その父Kingmambo。産まれはオーストラリアだが、北半球の繁殖シーズンに合わせて種付け出産が行われたというモノ。1/24産まれってんだから、北半球産としても相当早い時期だな。

Prince Of Wales's S - Byword

G1 芝10F。
前走IspahanでGoldikovaに半馬身と迫ったBywordがG1タイトルを手に入れた。今年になって一気に重賞級になって来て、簡単にG1にまで届いたという印象。Twice Overを下したのはポイント高いですね。父Peintre Celebre、母Binche、その父Woodmanで一つ上がProviso。Dansili産駒のProvisoがマイル方面に出て、Peintre Celebre産駒のBywordは中距離ってところか。

Windsor Forest S - Strawberrydaiquiri

G2 牝馬限定芝8F。
うん、よくわからん。というかここがどうなってもどうせGoldikovaがいるからなあと思ってしまうのが。

Queen Mary S - Maqaasid

G2 2歳牝馬限定芝5F。
人気のMaqaasidが勝った。父Green Desert、母Eshaadeh、その父Storm Cat。三代母にHeight Of Fashionという血統馬で、叔母がGhanaati。

Jersey S - Rainfall

G3 3歳限定芝7F。