Longchamp

馬場はGood to Soft。前日にLemaireが落馬骨折となって乗り替わり。A. de Royer-Dupre師のところの馬にはG. Mosseが乗っています。

Prix la Foret - Varenar

Goldikova負ける。そもそもなんでここを走ってるんだよという気もするのだが、Operaの2000mでは距離が長いし、Sun ChariotはSun Chariotで今更Goldikova程の馬が走りに行くレースでもなく。となればQueen Elizabeth IIなんだが、どうなんだろう。BCとの間隔を嫌ったのかねえ。調整的な位置づけのレースだろうし1400mは短かったと考えれば別にこの後のBC Mileさえ勝てばそれで帳尻が合うという事になるのかも知れないが。Head師の言い回しが微妙になっていますが、まあ遠征取りやめということはないでしょう。
Goldikovaは大外からのスタートが嫌味だったが、スムーズに前に着けて2番手からのレースとなると、直線で楽々先頭に出ていたが、ジリジリとSweet Hearth、Varenarに差を詰められて差しきられてしまい3着。ゴール前でSweet Hearthを差しきったVarenarが勝ち、2着Sweet Hearthという波乱となった。どちらもA. de Royer-Dupre師の管理馬で1着馬に乗ったのがS. Pasquier、2着馬の方がG. Mosse。

Prix Daniel Wildenstein - Tamazirte

Tamazirteが人気に応える。本領発揮はマイル戦か。鞍上にはこの日から復帰したC. Soumillon。いくらなんでも全治4ヶ月の診断貰ってて1ヶ月以内に復帰してくるとか大丈夫なのかと思っていたらこれだよ。ここはメンバー的に抜けていたから勝って当然というレースだったし、Arcで厳しいレースに対応出来るかはまた別という気もするけれども。

Prix de Royallieu - Daryakana

Daryakanaが2馬身半差の勝利。4戦全勝の3歳馬。父Selkirk、母は仏オークス馬Daryaba、その父Night ShiftでAga Khanのオーナーブリード。DarjinaやDarsiと同じDの家系でDarを共通に持つ。A. de Royer-Dupre調教師の管理でデビューから2400mを使われていた。向かうところがはっきりしているので来年期待となるかな。
2着はPeinture Rare、Peintre Celebreの妹で父はSadler's Wellsと化けたら面白そうな3歳馬。こっちもデビュー以来長めの距離を使われ続けている。

Prix Chaudenay - Manighar

Lemaireの怪我による代役はG. Mosse。だが、StacelitaにはSoumillonという話になっているし、この日もTamazirteやOiseau De FeuにはSoumillonが乗っていたしというあたりで。いや、そこら辺はG. Mosseに乗り馬があったんですけどね。
3歳の今年がデビューで2400m以上を舞台に走って7戦6勝。前走重賞初挑戦のPrix de Luteceが2着だったが安定している。父Linamix、っはMintly Fresh、その父Rubianoで、Lagardereの遺産になる血統だが、Aga Khan所有になってからもLinamix使ってたんだねえと。そのLagardere血統のLinamixへの相性を見切ったAga Khanらしい配合なんですけど。

Prix Dollar - Pipedreamer

5着までクビ差の接戦を勝ったのは5歳の遠征馬Pipedreamer。父Selkirk、母Follow A Dream、その父Gone West。Cheveley Parkのオーナーブリードだが、らしくない血統とは思える。Gosden師管理で、空いていたLemaireが騎乗予定だったが、乗り替わってBouefでした。
Famous Nameは3着。差はないが勝ちきれないのはどうかと思われる。
つーことで、この日の重賞を勝った馬の内、Tamazirte、Daryakana、Manighar、PipedreamerがLemaire負傷による乗り替わり。うーん、これは。ForetのOiseau De Feuは6位入線がDSQになってるけど、これは骨折以上に乗れないことが悔しいだろうなあ。