Sprinters for Royal Meeting

何故かSA Horseracingからのネタ。
J J, TAKEOVER AND REST READY FOR GLOBAL SPRINT CHALLENGE
Takeover Targetは今年のRoyal Ascot開催で自身の年齢を考慮してGolden Jubilee Sのみの出走となる。さすがに10歳目前ともなれば火曜に走ってまた土曜も走るというレース間隔は厳しいものがあるということですか。Janiak師はNewmarketで行われたGlobal Sprint Challengeのプレスカンファレンスで「Takeover Targetはやや年を取ったと言えるが、Golden Jubileeはどうしても勝ちたいレースなんだ。2着、3着、4着になっているからね」とコメントしています。King's StandはGII時代とはいえ勝ってますから、どちらかに絞るとなればGolden Jubileeなんでしょうね。Royal Ascotへの臨戦としては過去の参戦時より良い結果を持って臨めているというのは恐ろしいとすら思えるところ。「MorphettvilleのGoodwood Hを勝った時は装蹄に問題があって90%だった。あれはボーナスだね」とか無茶を言いますなあ。
Takeover Targetの映画化の話も動いているっぽく、来年は映画のためにAscotに来るとか。その映画ですが調教師役はラッセル・クロウが演じるようで、本気ですなあ。
オーストラリアからはScenic Blastも遠征。Global Sprint Challenge初戦のLightning Sを勝っています。シドニーメルボルンから比較するとレベルが二枚は落ちる西オーストラリアからでもこういう馬が出てくる裾野の広さがさすがというところか。Morton師はScenic Blastについて5Fでも6Fでもこなせる馬だとしながらも、Ascotの5Fはオーストラリアの5Fに比べて厳しいとコメントしています。King's Standに重点を置くようで、Golden Jubileeにはエントリーを残しながらも走らないかも知れないと。これはGlobal Sprint Challengeに関係して7/10のNewmarketのJuly Cへの出走を視野に入れているため。対象の3戦の内一つでも勝てば日本か香港への遠征。
J J The Jet Planeの目標はGolden Jubilee。6/1にWindsorで行われた6FのListed戦で4馬身差の圧勝をしてみせており、順調そのもの。オフィシャルで120のレートが付きましたし、RPRに至っては126と相当な評価を受けました。Royal Ascotの後はJuly Cへ参戦する予定。
Mythical FlightはKing's Stand Sに出走予定。Sean Tarry師の管理馬ですが、イギリスに渡ってからはNewmarketのde Kock師の厩舎を間借りしています。そのde Kock師が言うにはMythical Flightは5Fが得意だからチャンスはあると。
アメリカからはW. Ward師のCannonballがKing's Stand、Golden Jubilee、July Cへの出走を予定。Catienus産駒の4歳馬で、芝の短距離馬を北米に置いたままにしておいても碌なレースがないので遠征といったところか。どうせならそのままGlobal Sprint Challengeに参戦しても良さ気。