この1週間程度で

Sage-Tooに読ませたBlood-HorseのBreeding SectionのRSSフィードを見るに大変な状況だよなとは思う。

Lane's Endから始まって、WinStar、Taylor Made、Juddmonte、Gainesway、Mill Ridgeと立て続けに種付け料設定を見直しています。欧州でもIrish National Studが同様の発表を行いました。
結果、北米で来年200,000ドルを超えるのはA.P. IndyKingmamboのLane's Endの2頭のみ。
15万ドルでDistorted Humor、Street Cry、Awesome AgainGhostzapper、Dynaformerが並びますが、Distorted Humor以外は今後見直しの動きがあるかもという状況。GIを勝ちまくるStreet Cryはともかく、Awesome Againは産駒のセールでの落札額も不振ですしこのままでは厳しいのではないかなと。
125,000ドルではSmart StrikeUnbridled's Song、Giant's Causewayの3頭。Smart StrikeUnbridled's Songは見直されてこの金額ですし、Giant's Causewayは今年好調でそもそも来年値上げしたいところを抑えてこの水準といった風ではあるので、下がることはないのかなと。産駒が多すぎるのかセールの結果に反映してこないのがもったいないねとは思うけど。
100,000ドル発表だったMr. Greeley、Empire Makerらが下がった結果、来年100,000ドルを超えるのはこれら9頭ということになりそうです。数年前のあれもこれも100,000ドルオーバーという状況からすれば隔世の感ですな。種牡馬を引退した大物はStorm CatSeeking the Goldで、他はことごとく種付け料減額によるものです。Smarty Jonesは来年プライベートと発表されましたが、上がるわけはないだろうなと。中でも酷いのはMineshaftFusaichi Pegasusが来年30,000ドルといったあたりですが。