エスペリダス・オード(堤抄子)
人間の女の子とエルハイアが一緒にいるから気にして見に来るとはシャウラさん可愛いな。
ナシラとシャウラの対比。どちらも魔詠歌手という存在に憧れ、退魔戦争の英雄に憧れていた事が共通しています。そして直に触れた英雄の状況こそ違えど、どちらもその変わり様にショックを受けるのです。又、ナシラとエルハイアも対比的な立場で描かれる組み合わせの一つであります。どちらもナシラが無自覚である状況では周囲が騒ぎ立てるものにしかならないのでしょうが、作中におけるナシラの特異な立場が話のポイントになっていくような展開ですね。サファルやラスタバンもナシラの行動に巻き込まれる様に動いていますし、今の話の中心にいるのはナシラっぽい。本人はまるで自覚していないようですが。この作品の世界観の軸になっている人間と魔族の対立を根底から無しに出来るバックグラウンドを持っているのがナシラとシャウラなのかなと思います。
てとてトライオン(PULLTOP、黒瀬浩介)
原作のゲームはオートにして画面の片隅に置いておくには便利なゲーム。闘神都市3が届くまでに一回は最後までいけそうかといった進行状況。
マンガの方はちとゲームのシナリオから外れてオリジナルな進行に入ったのかなと思うところ。原作の話を織り込みつつオリジナルな展開になっていくのは大歓迎。
かんなぎ(武梨えり)
急展開ってことは否定しないけど、ここに至る前の仁のはしゃぎようの方が違和感があったわけで、この作品をずっと読んで来ているのだったらそう騒ぐほどのものでも無いとは思うけどな。ま、ややざんげちゃんの台詞に引っかかるところはあるわけで、そこをもう少ししっかり表現できていたらということなんだろうかね。
蒼海訣戰(納觥花丸)
状況を見きった八島も凄いとは思うけど、その状況が詰む事態の前にどれだけのことを出来たかというのが問題なんだろうね。だから富士は八島に詰め寄る事になるわけで。で、その八島の台詞を、彼が秋津人ではないことと、二次元の作戦に意味はないと言ったことを富士を含めた他の二号生徒がどう捉えるのかというのが問題なのでしょう。富士の反応が分からないからここでは何とも言えないなあ。