Newmarket

Dewhurst - Intense Focus

3頭がハナ、ハナという差の大接戦。勝ったのはGiant's Causeway産駒の人気薄Intense Focus。このレース的にはまたBolgerかくらいは言っても良かろう。ただ、エリート然としたキャリアのTeofilo、New Approachとはまた違ったタイプではあるようだ。一応Coventry S 2着のRailway S 3着と2歳の序盤で結果らしきものは出していたが、その後ヘタレていた。これは立て直してきたという事になるのかな。近親にSoldier of Fortuneが出ていて悪くはない血統だが、中距離向けの配合に見え、前2者の様にDerbyを目指してとなるときついか。
2戦2勝で圧倒的な人気だったRip Van Winkleはそれほど差が無いとはいえ7着に終わった。Sadler's Wells≒Nureyevの次の世代の形を模索した血統とは思われ今後に注目しておきたい馬ではある。

Champion - New Approach

シーズンの締めくくりを6馬身差で圧勝し、Bolger師はGI連勝。Epsom Derby馬としては勝ってようやく面目を保つことが出来たというところはあるだろう。馬場発表がGoodで、2:00.13という時計を叩きだしています。10Fの方が合うのかな。といっても12FはDerbyしか走っていませんが、その辺りがよく分からない。来年も走ってくれれば良かったのですが、このレースで引退。Epsomの後はInternational S、Irish Champion S、British Champion Sと走って、3歳に厳しい結果が出まくるInternational Sはこの馬も勝てませんでしたが、その後愛英のChampion Sを連勝しましたし、強いDerby馬だった様には思います。Bolger師はこれまで管理した馬の中でマイル以上なら最も優れていると最大の賛辞を送りました。