亡き少女の為のパヴァーヌ(こげどんぼ)
新連載。タイトルの元ネタは魔術師ラヴェルの名曲ながら、王女を少女に変えてしまったために原題の響きの美しさが失われています。これだったらフランス語表記は付けない方がよさげ。というか第一話のタイトルにはドイツ語訳を附記するとか訳分からん。初回だけだと何が何だかといったところ。
Princess Lucia(瀬尾公治)
読み切り。頭を空っぽにして読む系統の作品だと思います。読み切りだし良いんじゃないのかな程度で。
EREMENTAR GERAD(東まゆみ)
うーん、理想を奉じていた頃のエディルガーデンという事になるんでしょうか。これでレンがエディルガーデンに行く事に拘っている理由はできあがったわけですが、それならばグリィナがそのレンを止めようとしたのは何故なのかということが問題になるかな。つまりエディルガーデンがどの時点でかは分からないけど変わってしまったか、或いはグリィナがエディルガーデンの実態を知ったか。オルガシオンがオルガナイトに変貌するというのがポイントになりそうか。フェルゼンはオルガナイトと同じ特徴を持っていますよね。
白雪ぱにみくす!(桐原いづみ)
空木さんはいいキャラだなぁ。「今度会うときには」って言ってるシンコの表情が良すぎます。霧島さんの良い顔も別の意味でアレだが。そして雛菊が黄金のリンゴを求めた理由も出てきました。どうやら兄や姉は手に入れてからの目的が違うっぽいのですが。
ヲトメの花道(白梅ナズナ)
妄想力は大事ですよね。ある少女が腐女子へと転落していくギャグマンガ。最初のページから濃すぎてどうしたものやら。とりあえず変態なのは認めろと思ったら自覚あるしw。白梅ナズナさんは前の読み切りも同じように切れたギャグマンガでしたし、これはこれで面白いんだけど、別のものも読んでみたいとは思う。しかし、赤×青、青×赤の妄想展開とか作者が本物過ぎるだろうw
Wチェンジ(松葉博)
最終回。ベタにハッピーエンドってところで。これはこれで良いんじゃないかな。もともとべたべたな展開でやってきた作品なので、最後だけ奇を衒われても困るんだし、これ以外に無いかなという最終回でした。