コミックREX 8月号

東方儚月抄(原作:ZUN、漫画:秋★枝

魔理沙が物騒な提案を。うーん、これはどっちかというと萃夢想的なノリかという感じも。

てとてトライオン!(原作:PULLTOP、漫画:黒瀬浩介)

来月からの連載に先立つプレコミック。容赦なく原作:PULLTOPとか書いてあったのでびびりました。REX何考えてるんだくらいには思った。で、そっち方面の情報は偏りまくっているせいでどういうものかさっぱり分からずなのでPULLTOPのサイトを見に行ったらちょうど体験版配布中。8月末発売予定ってことは来月連載が始まった時点でもまだリリースされてないってことじゃないか。今回のプレコミックも体験版公開に合わせてという感じですし、なんなの、この力の入れ方は?

正しい国家の創り方。(橘あゆん)

なんかいろんな意味でギリギリなネタになって参りました。しかし、ゆーきちゃんも進歩したねぇ。そっちの方向で良いのかってのはともかくとして。

エスペリダス・オード(堤抄子

シャウラの過去の話。死んだという情報だけだった英雄アクベンスの姿。アクベンスにはスハイルとは違う意味での覚悟があった。退魔戦争の英雄がバラバラになっていたのは公的な部分をスハイルが請け負ったのと同時にこうした面での違いがあったからではあるか。アクベンスの立場からすれば、アースィファは半端でしかないし、スハイルは甘いと映ったのではないかな。
ここから現在のエルハイアを中心としたアリア勢力の旗揚げになる話に触れるということになるのかな。それにしてもこの状況ということはエルハイアにとっては最も古くからの仲間に王たる資格が無いと判断されていると言うことか。カルプのように途中から参加した方がエルハイアに心酔しているようではあり。これはエルハイアを最初から指導者、アリアの王として受け入れたか、それ以前のエルハイアを知っているかという違いにもなるのかな。それでもまだ最初の村を攻めたときではカルプよりジャムースがエルハイアを信じていた素振りを見せていますが、これが変化したのはやはりカディフでの勇者との戦いがあってとなりますか。あのときカルブは気づいているんですよね。あとは、ジャムースとはシャウラの処遇という点でも対立があることは仄めかされていますし。おそらく現在のアリア勢力をエルハイアが個人で一から組織したとは考えにくく、今回の話の最後でエルハイアとともに駆けつけたアリアたちが作っていた基盤の上にエルハイアという王を立てたという辺りだろうか。そうなってくると彼らがエルハイアとは違う王をというのは分からない話でも無いかなと。一方でアシジャールが死ぬ前にエルハイアのことを誰にも託しておらず、その死後にエルハイアを独りにしてしまったのも引っ掛かるところではあり。というかアシジャールがそういった存在を頼った形跡がないんですよね。アリア族の中にもいろいろあるという事かとは思うけど。