Churchill Downs: Stephen Foster Super Saturday

Stephen Foster - Curlin

余裕か。内埒沿い3番手あたりでレースを進めて、コーナーで内から持ち出して直線余裕の4馬身差。メンバー的には2着Einstein、4着Grasshopper、5着Brass Hatとそこそこのメンバーが揃って、ハンデ戦で128ポンドを背負い、次点のEinsteinにすら10ポンドを与えるという状況も関係ありませんでした。ラップが25.01-24.27-24.13-23.98-12.29というあたりスローで、引っ張ったBarcolaが3着に粘っているのはやる気あんのかと言われても仕方のない部分はあるのでしょう。
とはいえ現状Curlinにはどうやっても勝てないということを示したようなレースでもありました。帰国初戦を無事にクリアしたことは良かったと言えるかな。
Einsteinは芝に戻ってArlington Millionが最大目標ということですから、どこまで本気で走ってたのやらとも。それで2着に来るんだから本来この馬も非凡ではあると思うのですが、相手が悪すぎ。

Fleur de lis - Hystericalady

24.78-24.91-23.98-24.24-12.93とペースは上がらず、楽々2番手追走のHystericaladyが3コーナーであっさりInitforthekandyを交わして勝負あり。直線に向いて差を広げて7馬身半差の圧勝劇。Hystericaladyに楽なレースをさせたらこんなもんだろうなという一戦ではあったか。距離はこの9Fくらいがベストなんだろう。

Regret - Pure Clan

スタート直後にちょっと外でMagical Theaterがふらついてごちゃつきましたが影響は無かった様子。前の2頭を見る位置でレースを進めたPure Clanが直線で外に出してから伸びて完勝した。ちょっと外に出すときにMiss Mafiosoを押し出している感じもありましたが、問題ない程度か。
Pure ClanはKentucky Oaksで3着に入った実績もありますし、2歳でGIIを2勝していましたが、3歳になってからはこれが初勝利。管理するHolthus師によるとKentucky Oaksの後は芝コースで調教を積んでいて、この馬は芝向きだということで、招待されればAmerican Oaks Invt.に向かう。招待されないわけがないですけど。

Northern Dancer - Pyro

こんなところ走ってる場合か貴様ら、という出走メンバー。先週走ってろよ。Pyro、Recapturetheglory、My Pal Charlie、Visionaireが出走も一番人気はRecaputurethegloryの方でした。
3番手から直線で抜けたPyroの勝ち。Blue Grass、Kentucky Derbyとふがいない結果に終わったPyroを立て直したという事になるんだろうけどなぁ。

Jefferson Cup - Tizdejavu

Churchill Downsの芝重賞2勝目。スタートで先手をとると1コーナーで差を広げて後は楽々逃げ切り。最後は抜いてGolden Yankが4馬身差まで詰めてますけど、直線で一時は7馬身以上開くような圧勝でした。

Early Times Mint Julep - Dreaming of Anna

これも危なげなく逃げ切り。Dreaming of AnnaにはGIII何ぞで満足してないで、今年は芝でGIを取ってもらいたいところ。