Fallonの抵抗実らず

The IndependentのRacingコーナーで特集組んだみたいなことになってて笑った。
まずは結論から。
Exclusive: Fallon fails in appeal against drugs ban - Racing, Sport - Independent.co.uk
ということで、Fallon側が提出したアピールは不首尾に終わり、正式に18ヶ月という長い騎乗停止処分が確定しました。記事によるとこのアピールは騎乗停止期間の短縮を目指したものだったようで、以下のようなコメントが出ています。
"絶望した。ヤクを理解してくれない競馬界に絶望した。来シーズンの最初から騎乗できるか、半ば以降に復帰するかでは大きな違いなんです。もう決まってしまったんですけどね"
……大変失礼いたしました。正しくは以下の通りです。

I'm very disappointed," he admitted. "It would have made a big difference to be able to return to race-riding at the beginning of the season next year, rather than midway through it. But at least the uncertainty is over.

アピールで引っ張ってしまったので騎乗停止期間が満了するのは2009年8月7日となり、復帰できるのはその翌日以降です。ですので、Fallon側が期間を何とか短縮したいとしたのは分かる気がしますが、同じことをして18ヶ月の騎乗停止を喰らった人がいるんだから、それは無理でしょうよと。
騎乗停止期間中は古巣のSir Michael Stoute師の下でアシスタントを務めることになります。火曜日にStoute師に会い、申し出たとのこと。
The Independentは名騎手は名伯楽ならずとし、Fallonの才能を騎手から調教師への転身という厳しい試験に直面させるとしています。ま、Fallonが調教師になるつもりがあるかどうかはともかく。Fallon自身はStoute厩舎の調教に乗ることで感覚を維持したいということのようです。調教師にならないかとのオファーに対しては、考えた結果まだ準備が出来ていないとのこと。
関連記事
Lessons dictate that Fallon's talents face a tough test in transition from rider to trainer - Racing, Sport - Independent.co.uk
Fallon: 'Sir Michael and I have been very, very lucky together' - Racing, Sport - Independent.co.uk