所詮こんなもんよということではあるが。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080118/19857
3.日本では、ハイオクガソリンと、レギュラーガソリンがある。ならば、ガソリンの上乗せ暫定税率を1度廃止して、高級車への給油が多いハイオクガソリンの税率についてだけ、再設定する事も法案で出来るはずだ。
<略>
国は、高級車に乗る人と、生活に自動車が欠かせない人たちの負担を、しっかりと分析した税制にすべきではないだろうか。
ハイオクとレギュラーの価格差が大きくなったら、多少燃費が落ちるのを承知でハイオク仕様車にレギュラー入れる人が多くなるだけかと思うがな。そして、高級車だろうが生活に自動車が欠かせない場合はどう判断するのかねとも思うわけで。特に高級車というわけではないが、ハイオク仕様車の場合は尚更に…オレ様とかオレ様とかオレ様とか。
揮発油税の暫定税率については毎月100L近く給油している立場からすると、ガソリンが安くなって嬉しいとは思うんだろうな・・・ちゃんと議論しての決定だったら。でも、ドサクサ紛れにしか見えないんだよね。
で、この記事の続きのようなバイオガソリンの記事も同じ書き手が書いているんだけど。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080122/19992
バイオ燃料に使うエタノールを作るためには、酵母で発酵させてその後蒸留を繰り返して精製しないといけないわけで、そこで何らかのエネルギーは使うよ。二酸化炭素排出量でトリックが効くだけ。極端な例だと、アメリカでは工業用エタノールはほぼエチレンを水和して作っているが、バイオ燃料用だけ穀物から作るということをしているわけですよ。そういうのを見ると無条件にバイオ燃料を持ち上げるのは疑問がある。それぞれの国の事情というのはあるので皆こうするべきというのではなくて、長期的に見て環境負荷を最小にするにはどうするかという議論をしてもらわないと。
再生紙の話も同じ。リサイクルする方が環境負荷が高くなる場合があるわけで、この種の問題はイメージ優先で語るのではなく徹底的にデータに基づいて冷静に論じるべきではないのかなと。