Capannelle

Premio Roma - Pressing

イタリアのGIとしていつもどおりのメンバーという感覚が拭えなかったレースですが、Pressingが勝ったのは良いことです。去年から何度見ただろうと思いつつも先行するCherry Mixの芦毛の馬体は目に付く。今回は同じくLinamix産駒のVol du Nordも一緒だったので余計に目立ちました。Pressingはその2頭の後ろの位置。Capannelleの長い直線の半ばでPressingが交わして前に出ると、そのまま差を詰めさせずに押し切った。2着Monachesi、3着Boris Deauville、4着Cherry Mix、5着Vol du Nord、6着First Stream、7着Distant Way、8着Speciano、9着Laverock、10着Hattan。
Soviet Star産駒の4歳馬Pressingは今年の共和国大統領賞でDistant Wayの2着に入っていました。その後イギリスのJarvis厩舎に移籍すると、AscotやArlingtonに遠征しましたが結果は残せず、トルコのBosphorus Cで2着があるだけでした。イタリアに戻ってGIIIをステップにして、ようやくGIを勝てたといったところ。来年期待していいかなとは思うのだが。
Cherry Mixは去年はあれで楽々と押し切っていたことを考えると衰えたものだなと思います。Distant Wayは春のローマが得意な馬なんで、秋はまあちょっと割り引くってのはありますが、こっちもそろそろダメか。
HattanとLaverockは使われすぎでしょう。