コミックREX 4月号
エスペリダス・オードはエルハイア側からの話。魔族たちもやることといえば結局人間側と同じようになってしまうわけで、民族紛争という雰囲気が強くなっているかなと。とはいえエルハイアは3人の人間には恩義のようなものを感じているらしく、その辺の関りが今後の話で出てくることになるのでしょうね。まあ、エルハイアに従う魔詠歌手はやはりそうですかということではあるが、あとの二人がなあ。
EREMENTAR GERAD 12巻 / 東まゆみ / コミックブレイド
EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗 4巻 / 東まゆみ / コミックブレイドMASAMUNE
今回も紅と蒼の同時発売。しかしMASAMUNEの蒼の方は最近ページ数が不安定なところもあってこのペースには無理があるのかなという気もします。
紅はクーとレンの関係が進むようで進まない。というか擦れ違いまくり。クーもレンも相手のことを大事に思っているからではあるんですけどね。ただ、どっちも思いつめてしまうからなあ。
蒼ではヴォルクスが同行することになったんですが、もともと紅で敵役として出てきていただけにどう見ても悪役っぽい上、台詞は十分悪役です。しかしアシェアに鋭い指摘をしているように何か感づいているようなところもあり。3巻の最後にあるアシェアの力の発現が割と不気味であり、一筋縄では行かんですねというところ。
・Ares 3巻 / 瀬戸ナルミ / コミックブレイド
「The 打ち切り」というような終わり方をしてしまっただけに、コミックで何らかのフォローがあるのかと思っていましたが、何もなしでした。雑誌掲載時に抜けが多かった背景がしっかり描かれていたくらいです。3巻ではこれから話が大きく動き始めるという展開になっていただけに、結局のところ謎を散々ばら撒いてそのままにして終わってしまったのが残念です。私はこの手のテーマが好きなので、何とか形を作れるくらいにはまとめて欲しかったかなとも。
瀬戸ナルミさんはZEBELの方で連載のはずが1話だけ掲載されてその後載らなくなったというのもありますし、このコミックのコメントを読むに、もうブレイドでは描かないような気がします。