・G Fantasy 1月号
「阿佐ヶ谷Zippy」が最終回となりました。一樹の話としてはきっちり終わったのだし、この作品はつまるところソレと言ってしまえばそうなる。ただ、一方でどこまで解決したのかがいまいち不明な武村家の事情(犬丸が納得してるのかどうかだけなんだろうが)であったり、中盤で大きな展開をやったジャンの中のバロールのことも解決してないとは思われます。特にバロールはルーに再び封じられたときに思わせぶりな退場の仕方をしているのでもう一度何かあるかなとは思ってたんで、これは肩を透かされたというところもあり。しかしトータルとしては非常に良い作品ではあったと思われます。
そしてこのところクライマックス展開が続いていた「たまごのきみ」が次回最終回。ギャグマンガながら綺麗にまとめて来ているとは思われます。何かの箍が外れたのか番外編がはっちゃけすぎてましたが。
「ククルカン」は真剣な内容ではあるのだろうが、やっぱりバカ。ディルウィードはリプトンたちのバカに付き合うことも多いけど、有能な人材ってところはあるんだよなあ。ということで半ばキレ気味。
ずっとクライマックスな状況が続いている「夢喰見聞」は終わりそうで終わらない。次のコミックが最終巻になるかなとも思ってたけど、もうちょっとあるのかなあ。
「E'S」は初期からの物語の起点でもあったカルヴァリオの秘蹟についてのネタばらし。エイジの語る真実。レオニードが突き止めた事実。そして勇基がたどり着いた結論。衿宮の遺志は正しく勇基に受け継がれた。そして後は戒(マキシム)と明日香が何を見つけるのかとはなりそうか。