AJC Randwick: Doncaster Mile Day

Doncaster Mile - Rangirangdoo

G1 芝1600m。
RangirangdooがG1初勝利。アタマ差2着にRoad To Rock。
Rangirangdooは父Pentire、母She Wishes、その父Kenfair。5歳セン馬。通算19戦9勝。基本的に大崩せず、中でもマイルあたりでの安定感は素晴らしい。2000mはこなせるというレベル。唯一の大敗が昨年のMackinnon Sの7着。
人気のTyphoon Tracyは14着に大敗した。ハンデは56.5kだったが、これまで57kを背負って連勝していたので特に問題があったとは思えず。Randwickでは初出走だったが、その辺りで向かないものがあったのだろうか。

AJC Oaks - Once Were Wild

G1 3歳牝馬限定芝2400m。
Faint Perfume負ける。3馬身半差で圧勝したのがOnce Were Wild。父Johannesburg、母Wildesong、その父Unbridled's Song。通算8戦6勝で前走はVinery Stud Sで5着。
Faint Perfumeは3着Run For Naaraに5馬身差をつけているのでダメだったわけではないとは思われる。

The Galaxy - Ortensia

G1 芝1100m。
久々の出走になったOrtensiaの勝利。父Testa Rossa、母Aerate's Pick、その父Picnicker。通算17戦9勝。

Auckland RC@Ellerslie

Easter H - Time Keeper

G1 芝1600m。
ヌレイエフ党のオレ様歓喜Stravinskyワンツー。勝ったTime Keeperは3歳牡馬で前走G3のManawatu Classicで重賞初勝利。通算25戦4勝。父Stravinsky、母Organdy。Greame Nicholson & Paul Allbon調教、Ms. F.B. Crimmins & G.A. Nicholson所有でこれはSir Slickと同じ。なあたりでこの馬も3歳にして既に25戦をこなすというキャリアになっています。
2着のNovember Rainは3歳牝馬で前走はOaksで2着。通算14戦2勝。
で、勝ち馬から3馬身ほど離された3着に来ていたのがSir Slick。前の2頭が51kという軽ハンデだったのに対して、前走Awapuni Gold Cupを勝ってきたこの馬はトップハンデ59k。もうね、恐ろしいですね、この8歳馬。現在の戦績は118戦22勝。
Time KeeperはBrisbaneの冬開催への遠征を行い、同厩Sir Slickが帯同するというお話。Time KeeperQueensland Derby、Sir SlickはBrisbane Cupが目標となりそう。Nicholson師はTime Keeperについて、誰もベストな状態を見ていない、まだまだ成長してるから来年もっと良くなるよと語っています。だからか前走で勝った後100万ドルのオファーが来たが断っているのだと。