とある魔術の禁書目録 15巻 / 鎌池和馬 / 電撃文庫
コミックブレイド 9月号
コミックREX 9月号
編集部御乱心という気がせんでもないですが、てとてトライオンの連載が本格的に開始。読者プレゼントのコーナーに18歳未満は応募を遠慮してくださいとかどうよ。
新連載。タイトルの元ネタは魔術師ラヴェルの名曲ながら、王女を少女に変えてしまったために原題の響きの美しさが失われています。これだったらフランス語表記は付けない方がよさげ。というか第一話のタイトルにはドイツ語訳を附記するとか訳分からん。初回だけだと何が何だかといったところ。
読み切り。頭を空っぽにして読む系統の作品だと思います。読み切りだし良いんじゃないのかな程度で。
うーん、理想を奉じていた頃のエディルガーデンという事になるんでしょうか。これでレンがエディルガーデンに行く事に拘っている理由はできあがったわけですが、それならばグリィナがそのレンを止めようとしたのは何故なのかということが問題になるかな。つまりエディルガーデンがどの時点でかは分からないけど変わってしまったか、或いはグリィナがエディルガーデンの実態を知ったか。オルガシオンがオルガナイトに変貌するというのがポイントになりそうか。フェルゼンはオルガナイトと同じ特徴を持っていますよね。
空木さんはいいキャラだなぁ。「今度会うときには」って言ってるシンコの表情が良すぎます。霧島さんの良い顔も別の意味でアレだが。そして雛菊が黄金のリンゴを求めた理由も出てきました。どうやら兄や姉は手に入れてからの目的が違うっぽいのですが。
妄想力は大事ですよね。ある少女が腐女子へと転落していくギャグマンガ。最初のページから濃すぎてどうしたものやら。とりあえず変態なのは認めろと思ったら自覚あるしw。白梅ナズナさんは前の読み切りも同じように切れたギャグマンガでしたし、これはこれで面白いんだけど、別のものも読んでみたいとは思う。しかし、赤×青、青×赤の妄想展開とか作者が本物過ぎるだろうw
最終回。ベタにハッピーエンドってところで。これはこれで良いんじゃないかな。もともとべたべたな展開でやってきた作品なので、最後だけ奇を衒われても困るんだし、これ以外に無いかなという最終回でした。
今月から本格的に連載開始。初回の内容としては公開されている体験版準拠というところでした。次号も体験版である部分ということになるかな。その後ゲーム本編の内容に入っていくのではないかと思われ、ゲームの発売が今月末ということを考えると妥当なところか。
体験版でもそうでしたけど、夏海のお胸さまが大サービス。それでも絵柄の影響か健康的なお色気といった雰囲気を強く感じさせます。このマンガ作品としてはそういう方向を指向しているとみて良いかな。エロゲが原作になる分、そういうところで控えめになるんじゃないかと思います。
オラタンかよ。さて、巫女ゲーの元祖ヒロインって奇々怪々のアレでしょうか。小夜って聞くとつい式神の小夜たんになってしまうんですが、いくら何でも元祖じゃねーですし。というか戦国のあれは触れてはいかんですよな。毎回毎回ネタが濃いなぁ。
アクベンスにはアクベンスなりの理由があって苛烈な生き方をせざるを得なくなったということではあるのか。正しいのか間違ってるのかは簡単には言えないですよね。実際に襲われるわけだから。ハマーマとは違った意味で戦争の影響を強く受けてしまった英雄だとも言えるか。エルハイアは他のアリアが味わったような辛酸を嘗めていないのかもしれないし、アクベンスを倒した時点では理想に実力が追いついていないのであって、最初の仲間の離反はそれが原因ではあるのだろう。独り立ち出来ていないのに、理想を振りかざすというか。それでもシャウラが語るようにその後の苦労などがあっても理想を棄てずに、それを実現するための力を得たのは生半可な人物ではないですし。エルハイアが味わった苦労に関しては、エルハイアが持つ大きな傷跡なんかにも関係しているのかな。これもまたいずれ語られるべき話であるのだろう。
趣向が違うとはいえオタクはオタクを理解するというところでよろしいですか。しかしゆーきちゃんの言ってることが理解できるというか、同意してしまう私も同類か…。特に動画サイトあたりの話はほんとにね。