Turffontein

最近SA HorseracingにReviewが上がるの遅いんですよね。つーわけで、未だに27日分が出てこないので記事だけ読んで書いてしまう。

Summer Cup - Flirtation

G1 Standside芝2000m。
6頭出して牝馬でワンツー決めてくるのだからDe Kock調教師はさすがと言うべきか、勝つ馬間違ってるだろと言うべきか。最終的にキャリア4戦の3歳馬Peranaを一番人気にしちゃうあたりちょっと待てお前らとかは思ったり。
Peranaは軽斤量を活かして先頭で直線を向き、後続からまず仕掛けてきたWinters Night、Bulsara、Service Aceらを凌ぐも、AslanやMother Russiaには抗しきれず、さらにRudi Rocksも後ろから伸びてくる。Mother RussiaはAslanらを振り切り勝利を手にしたと思われたが、最後にFlirtationの急襲を受けて半馬身差の2着に終わった。
Flirtationは前走Turffonteinの牝馬限定G3 Yellowwood Hで59kを背負って勝っていたが、実績はそれくらいでキャリア7戦、3歳での戦績から考えると斤量差はあったがこれでMother Russiaを下すのは意外だった。休養を挟んで古馬で本格化したと言って良いのかも知れない。父はSilvano。3着Rudi Rocks、4着Aslanの父もSilvanoで、いきなりえらいことになってるな。
一方Mother Russiaはまたやっちゃったと。牝馬限定戦ながらRiver JetezやSparkling Gem、Emblem Of Libertyを相手に立ち回りG1を3勝し、牡馬混合のG1でも2着に入る実績があるのだが、甘さが出てしまった。ややギリギリの2000mの距離が一番の原因で、Kevin Sheaも追い始めるのを我慢して残り300mで行ったが、最後まで凌ぎきれなかった。
去年の勝ち馬Aslanはその後散々な結果でここでも相手にされていなかったが、この条件が嵌るのだろう。それでも斤量有利で、相手が軽かった去年と同じとは行かなかった。
Rudraは最後方から飛び込んできて5着。60kを背負っていた割にはよくやったと見えるが、Mother Russiaの前に霞む結果となった。得意条件で多少マシな結果になって良かったでは困る。
Pierre Jourdanは6着、初めて複勝圏を外し惨敗と言って良いだろう。古馬になってから今ひとつ振るわない。60kには考慮の余地があるが、Rudraに差されていては言い訳にならない。