Oak Tree at Santa Anita

Goodwood - Gitano Hernando

Colonel John、Richard's Kid、Paradingといった連中に加えて、K Derby馬Mine That Bird、古豪Tiagoまで揃って負ける波乱。
直線で馬群の中から抜けてきたのはGitano Hernando。その名の通り父Hernando、母はGino's Spirits、その父Peruginoという3歳馬で通算7戦4勝。イギリスでデビューして2歳時3戦1勝。今年はBelmont Sを目標にというよく分からない事をしていたようですが、Team Valorらしいとも言えるか。Dee Sで2着したが、遠征は実現せず。秋シーズンに復帰してくるとWolverhamptonのレースを勝ってSanta Anitaに遠征してきました。イギリスでオールウェザー戦績が3戦3勝ということでもしかしたらというところはあったのでしょうが、ここで勝ってしまうとはお見事。鞍上はKiaren Fallon。
Colonel Johnはこの馬に迫るがクビ差の負け。されに3/4差でRichard's Kid、3/4差でParadingと続いている。10FになるとRichard's Kidは逆転出来るでしょうが。
Tres Borrachosがゆっくりしたペースで引っ張っていたが、Mine That Birdは大きく離れた最後方。差し勝負になるのに位置取りが後ろ過ぎました。コーナーで内を突くことも出来ず外に出しましたが、全く出番無しというレースになってしまいました。まあ、その前にいたTiagoは反応無しのまま10着だからそれよりはマシなんですけど、これではClassicも大丈夫とは見えず。Summer Birdが先週勝って決めているだけに余計にそう思います。

Lady's Secret - Zenyatta

一方牝馬戦は問題なし。
Briecatが先行する道中は4番手Cocoa Beach、その後ろLethal Heatで6番手がZenyatta、最後にLife Is Sweetと有力馬が控えて進む事になりました。Zenyattaは4コーナーで外に出すと、直線半ばで勝負を決める完勝。いつも通り過ぎる。内埒沿いで粘ったLethal Heatが2着に入って、3着Cocoa Beach、4着Life Is Sweetとなりました。Life Is Sweetは道中控えすぎたとは思うが、もう何をやってもZenyattaには勝てないね。Lethal Heatがコーナーで内に潜って良い仕事をしているのだけれども、それも関係なしといった風ではありました。
Zenyattaはついに13戦13勝としてPersonal Ensignに並びました。BC Lady's ClassicでBeyond the Ensignとなるか。出走予定馬を考えるとZenyattaを止められる馬はいないんですよね。
Leathal Heatは先週のCal Cap Classicを走っていたのでここに出てくるとは思っていませんでした。相手がアレとはいえ牡馬相手の2着は評価されて良い実績で、ここでもCocoa Beach以下を抑える2着と好調ですね。本番であと0.5F延びるとまたどうかなと思う部分はあるけれども、展開嵌ったら次もこれくらいはと。

Yellow Ribbon - Magical Fantasy

Del MarのJohn C. MabeeとThoroughbred Owners of California Hから馬が揃って、3歳はDel Mar OaksのInternallyflawlessが参戦と良いメンバーで行われ、John C. Mabeeを勝ったMagical Fantasyの勝利。同レース4着のVisitが2着。Thoroughbred Owners of Californiaを勝ったBlack Mambaが3着、同レース2着のLemon Chiffonが4着、同3着のRosa Graceが5着と来て、John C. Mabeeで5着のCharming Legacyが6着に入る。そんな中Internallyflawlessは最下位8着と期待を裏切る結果になった。

Oak Tree Mile - Cowboy Cal

西のマイル戦はCowboy Calが勝っております。逃げて道中はMonterey Jazzの追撃を受けながらも引かず、直線はGlobal Hunterに1馬身の差を詰めさせずというレース内容。前半が速かった分で、後半に響いていますが、こんなものでしょう。Whatsthescriptが差してきましたが、これは3着まで。Monterey Jazzはこういう速いレース向きなんですけれども、コーナーから後退して7着に終わっています。
日曜のレース。

Ancient Title - Gayego

結局Gayegoはスプリンターに落ち着くのな。大外を回して直線で差しきる豪快な競馬なんだけど、BC Sprintでそれをやると大抵やらかす結果に終わるのですよね。今回も10頭立てで外回しなんだけど、BCだともっと力が抜けていないと無理なレース運び。

Clement L. Hirsch Memorial Turf Championship - Presious Passion

Presious Passionは相変わらずバカ逃げを見せるので楽しいね。嵌らなければ沈んでいくだけになるけど、今回は嵌った方。影を踏ませぬというにふさわしいレースで、直線後半は2着以下を突き放す強さもあった。