Belmont

ファイナルプレップシリーズ。天候が曇りから雨に変化し、馬場もレースによって変わっている。

Jockey Club Gold Cup - Summer Bird

Sloppy。
Summer BirdがTravers Sに続いてQuality Roadを下し、BC Classicに向かう。
レースはTizwayが先手を取り、Quality Road、Asiatic Boy、Summer Birdと続く先行集団と、Macho Again、Dry Martini、Sette E Mezzoの後ろに分かれて1コーナーから向こう正面に入る。ここで外からQuality RoadがTizwayをパスして先頭に出素振りを見せ、並んで先行することになる。釣られてSummer Birdも外からAsiatic Boyに並びかける形となる。3コーナーからQuality Roadが前に出始め、更にその外からSummer Birdが捲りに掛かる展開となった。TizwayとAsiatic Boyは脱落。直線に入ってQuality Road、Summer Birdの3歳2騎の勝負。競り合って1馬身Summer Birdが前に出ての決着となった。
勝ち時計2:02.51はやや遅いが、まずまずの内容で上位2頭は十分だろう。Summer BirdはBCでも本命になれるだろう。Quality Roadは今年序盤の良かった頃の状態にまで戻った。VelazquezはSummer Birdとの差は夏場順調に使えていたかどうかだとコメントしている。BCについてPletcher師は明言していないが、他の管理馬の結果が出揃うまではっきりとしたことを言わないのがいつものこと程度に。一方Macho Againは後ろからのレースで追い上げきれず、Tizwayすら捕らえられない4着という結果に終わってしまった。本番は厳しいどころの話ではないと思われる。

Beldame - Music Note

このときはまだ雨が降っておらず馬場はFast。
うん、なんと言って良いのか分からん。
5頭立てのレースはUnbridled Belleが先手で続いてUnbridled BelleとカップリングされたCaptain's Lover、これに内から並ぶMusic Noteが4コーナーからUnbridled Belleの外に出して直線で差しきっての勝利。Music Noteにとっては軽いメンバー相手に勝ちきった程度の印象のレースだが、やはり9Fくらいが合っているということでBC Ladies Classicへの出走となるのは朗報。
2着のUnbridled Belleもこれくらいは当然にやれる馬ではあるか。

Flower Bowl Invitational - Pure Clan

芝はSoft。霧が出て向こう正面は見づらい。
馬場が湿りだしたらDynaforceだろうってのは向こうでも当然に思われているのか、一番人気はDynaforce。だがDynaforceは直線に入って伸びず、先頭に出たCriticismを最後に伸びてきたPure Clanが差しきって勝利。馬場が影響したにしても芝10Fの勝ち時計が2:12.43というのはちょっと参考にならない気がする。

Joe Hirsch Turf Classic Invitational - Interpatation

馬場はSoft。
逃げたInterpatationに直線でGio Pontiが競り掛けて一時はGio Pontiが先頭に立つも、Interpatationの差し返しで1馬身3/4差が付いている。
その後ろではTellingが3位から4着に降着していたりするレースになったが、勝ち時計は2:41.22とフランスあたりでやってんのかというタイム。
勝ったInterpatationは父Langfuhr、母Idealistic Cause、その父Habitonyで通算50戦6勝。

Vosburgh - Kodiak Kowboy

馬場がSloppyに変化。実況はちと落ち着けw。
4頭のレースになったが、Kodiak Kowboy、Fabulous Strike、Munningsと揃っていれば文句なしだろう。
直線でFabulous Strikeが先頭に出るもKodiak Kowboyが追い込んできて差しきり。これは良い勝負でした。