コミックブレイド2月号

パラドクス・ブルー中西達郎、nini)

ま、そうでしょうなといったところの解答編。今回はマンガ内での出題はないけど、隠し設定の一つであるA校の正式名称を明らかにするクロスワードが。簡単すぎてアレでしたけど、そこそこ面白い仕掛けとは思う。正式名称とA校という現在の呼び方も。このマンガの特性を活かして企画でもやれば良いのにとかは思う。
しかし、その三回転はさすがに死ぬだろう。

EREMENTAR GERAD東まゆみ

"Central Intelligence Agency"かw。それはともかくとして、どうにもこのクーとレンの話においてのラスボスっぽい雰囲気ですね。エディルガーデンの目的がやはり見えにくい。その名の通りの物を目指していたのだとしても、やり方に問題がありすぎるようには思われる。彼らから見ればアークエイルは生ぬるいということになっちゃうんだろうけど。ただ、そう考えるとこの後の彼らのフアジャール攻略が理解しづらくなるんだよな。
何故にかバーグレットを見ているとギルティギアのジョニーを思い出すんですが。

バガタウェイ古日向いろは

試合形式で基本的なルールと技術の解説。ラクロスのルールを知らない読者の方が多いのだからこういう話は必要かと思われ、それがしっかり読める形で出ていて良かったなと。同時にキャラクターの特徴といった物も見えています。ソラのその理由付けはちと反則くさいが、まあそういったものでも無ければとは思うし、シホ先輩が言うように理由なき天性よりは良いか。団長はパワーがあるけど、ちょっと周りに気を遣えていない感。でも周りがこういう変態クラスなんで常識人の七瀬はちょっと大変かな。まともだから一番最初にそういう壁のような物を意識してしまったんだし。ただ、誰も完璧という事はないのだし、一年生ズだけじゃなくて先輩たちにもそれぞれで悩んだり考えたりという事はあるようで、みんな良い関係だなとも。

白雪ぱにみくす(桐原いづみ

霧島さんは危険人物なので一人にしてはいけません。というかためらいなく銃口向けるなあ。ミドリと白雪がほっておかれてますけど、少年マンガしてるなあと思う展開でした。

エスプリト(筒井大志

エイジはこれくらいヘタレな方がしっくりくるな。人魚さんたちは全然空気読めてないが、結論がそう間違っていないのもなあ。リッカがちゃんと言わないせいもあるけど、無駄な戦いだなあ。

殲鬼戦記ももたま黒乃奈々絵

俄然面白くなってきました。それぞれの立場と思惑が入り乱れてきていて、事実を明かすことで更に状況が複雑になっていく展開。こうなると九世はどういう役割を持っているのだろうというところが今後のポイントなのかな。何故鬼の末裔ということを信じ、この島にやってきたのか。
しかし孝先生の悪い笑顔ってのはなかなか貴重よな。中の人が違うとはいえ。