コミックブレイド 3月号

その向こうの向こう側渡辺祥智

エピローグ。第一話以来の現代編。それはフタバの心の中に在り続ける。あの後オーリオールがどうなったのかということは究極的にはフタバには関係ないことで、キアラやベルベルさんやヴィリッドたちといたことをはっきりとではないにしてもフタバが憶えているということが重要なのだなと。気になること、放置されてしまったように見えることがいくつかあるけれどもこういう終わり方もありかな。あくまでもフタバの物語として捉えるとフタバの知ることの出来なかった結末は読者も知ることは出来ないくらいに。ずっと読んできたので、この最終回はぐっと来るものがあった。そういう意味では良い作品だった。

ARIA天野こずえ

超展開と言えばそうだけど、あれこれ批判している人は後半の灯里の台詞をしっかり読むべきなんじゃないかな。

CROWN(中西達郎

これだけいっせいに並べられてしまうとアレ感が飽和して、これはこれで良いかとすら思ってしまうから不思議なものだ。

EREMENTAR GERAD東まゆみ

足止め居残り組の話。まだ、バーグレットはリアクトせずに戦う。エンディー自身の戦闘能力が高いというのもあるんだろうけど、リアクトしないといけない状況まで行くと追い詰められたということになるのかな。ローウェンは育ちが良すぎるからなぁ。キーアも大変だなというところではあるんだが。しかし、あんなものが今更伏線として使われるとは…

白雪ぱにみくす!桐原いづみ

いきなりクオリティの高い行動を取りすぎだw。しかし何やら裏もあるようで。白雪そのものに関係してくる話になりそうで、白雪が眠らされていたことにも関係してくるのかなと。

Wチェンジ!!(松葉博

とりあえず深間は"何が"見えたのか、具体的に語ること。しかし、インスタントに黒真希が出たり消えたりでちょっとつかみにくいところもあるなぁ。