ひとまずFate/Zeroの1巻読了。言いたいことはたった一つ。
「早く次を寄越しなさい」
本編のFateもさることながら、やはり神話・歴史好きにはがつんと来るものがありますですよ。
ところで、ランサーはあの系統が優先的に召喚されるようなのでもあるんすかね。10年後にランサーとして喚ばれるあれよりも理不尽で報われない伝説に語られるのが今回のランサーですが、騎士としての根本を共有しているようなところはあって、やはりランサーはカッコ良い。
ライダーはまあベクトルとしてはそういう解釈は突飛も無いというわけではありませんが、それを突き抜けさせてしまっているのが予想外だったなあ。一応名前だけ出てましたし、ギル様とやりあうにはこれくらい持ち出さんとってことでもあろうかな。
バーサーカーだけ真名がまだ出てないですね。セイバーあたり気付いたようなので取っ掛かりはいくつもあるかなということでちょっとそれは読み込んでおきたいところ。キャスターは通り名でも明らかですし、セイバーを見た時の反応からすればそれ以外もうありえないっつーことで、完全にダークサイドに堕ちてるようだからあの通り名なわけかな。
実のところラウンドテーブルの関係者が召喚されているというウルトラCつかほとんど禁じ手をどこかで期待もしていましたが、それはさすがに無かったか。バーサーカーがどうかってことだけど、まあイリヤバーサーカーも原型なんてほぼ失われてたしなあ。
切嗣とセイバーに関しては本編でも触れられていたのですが、そういう運用になっているというのは強力なブローでした。
Zeroの結末はstay nightにおいて既に語られているわけで、ここからどう展開して、それはつまりこれらマスターとサーヴァントがどう散っていくのかでもありますが、その予定された終焉にたどり着くのか楽しみでなりません。
そして今はまだ内面に秘めた綺礼の抱え込んだ闇の部分がいつ吹き荒れるのかも。